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雑菌とは?



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雑菌(ざっきん、⇒『Germ』)とは、日常生活や生物学研究、産業としての発酵醸造/発酵食品生産の場)などの場において、人間の意図に反して増殖した微生物(特に有害な細菌菌類)の総称である。
これらは通常、環境に普遍的に存在する微生物に由来するため、これらの環境微生物のことを指す一般的な名称として用いられる場合もあり、この場合はウイルス(ビールス)や細菌、菌類全般を意味する黴菌(ばいきん)とほぼ同義に用いられる。
目次

 1 概要
 1.1 雑菌の起こす問題とその回避
 2 生物研究と雑菌
 3 発酵産業と雑菌
 4 社会と「雑菌」
 5 黴菌をモチーフとしたキャラクター
 6 関連項目
 7 外部リンク
概要

雑菌というのは、特定の微生物を話の対象にしたときに、それ以外の菌類、細菌類、あるいはそれに類する微生物を総称して言う呼称である。
特に、対象の微生物を扱う場合に邪魔になるものを指して言うことが多い。
したがって、何を扱うかによってその対象は異なる。
ある細菌を扱う細菌学者にとっては、それ以外の細菌と菌類はすべて雑菌であるし、発酵を扱う業者にとっては、発酵の過程で余計な反応を起こすような微生物がそれに当たる。
病理学者にとっては、目指す病気の病原体を探すときに、その周りにいるそれ以外の細菌が雑菌である。
一般の人にとっては、事実はともかく、微生物などいてほしくないと感じられれば、あらゆる微生物を雑菌と呼ぶかも知れない。
この場合、黴菌という言葉の方が通りがよい。
雑菌という呼称は、生物学上の正確な分類には拠らず、様々な生物種を含む大雑把な区分であるが、対象となる環境によって、所定の生物種が含まれる割合が高くなる一方、海底の熱水鉱床動物内といったような特殊だったり通常は固有の菌類のみが存在するような環境にある菌はこのようには呼ばれない。
なおこの「」であるが、雑草の「」と同じで、雑菌という菌は存在しないため非常に曖昧な観念といえる。
雑菌の起こす問題とその回避

微生物を扱う場合、特に培養という手順を必要とする場合が多い(発酵産業における発酵の過程もある意味では微生物の培養である)。
つまり、対象とする微生物が繁殖している状態が必要なのである。
このとき、同時に余計な微生物も繁殖することは、管理されていない条件下ではごく当たり前に起きる。
そして、微生物は個々を見分けて扱うことが難しく、余計な微生物の繁殖は、目的とする操作にとって、ほとんどの場合に著しい邪魔になる。
したがって、雑菌に対する対処は、微生物を扱う場合の、根本的な問題になる。
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