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鋼管とは?



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鋼管(こうかん、英語:steel pipe)は、鉄鋼製品の分類の一つで、を圧延して作られる形をした物を指す。
いったん鋼を別の形状(鋼帯・ビレット・厚板など)に加工した物を材料に用いるので、二次製品として扱われる。
鋼や銑鉄を鋳込んで製造する鋳鉄管は、通常別製品として扱う。

目次


1 製造方法による分類
1.1 鍛接鋼管
1.2 電縫鋼管
1.3 継目無(シームレス)鋼管
1.4 アーク溶接鋼管
2 用途による分類
2.1 配管用鋼管
2.2 構造用鋼管
2.3 熱交換用鋼管
2.4 その他の鋼管
3 仕上げによる分類
3.1 熱間仕上げ
3.2 熱間・冷間以外の仕上げ
3.3 冷間仕上げ
4 注文・流通などについて

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製造方法による分類
鍛接鋼管

高温に加熱した鋼帯を引き出しながら、幅方向を円形に変形させ、その両端に酸素を吹き付けて瞬間的に温度を高めながら強力に突き合わせること(鍛接)で、両端を接合して管に加工した物。鍛冶屋が熱した鉄片を金槌で叩きながら接合したのと同じ原理。
JIS(日本工業規格)では製法記号として「B」が指定されている。
主に小径管(概ね呼称サイズ100A=外径114.3mm以下)の製造に用いられる。
基本的に炭素鋼のみ。
生産性が高く、大量生産に向いている。
接合部(シーム)の強度はあまり高くなく、強度を求められる用途には不向き。
また、熱間加工のため、管の内外面にスケール(酸化鉄の皮膜)が付着しており、表面性状はやや劣る。
電縫鋼管

通常は常温の鋼帯を引き出しながら、幅方向を円形に変形させ、接合直前に局部的に大電流を流すことで瞬間的に接合部を高温状態にして、そのまま押しつけることで両端を溶接抵抗溶接)させて管に加工した物。
自己溶接のため、いわゆる溶接材料は不要。
電流の流し方などに幾つかの形式がある。
JISでは製法記号として「E」が指定されている。
比較的小径からある程度大きな径(最大650A=660.4mm)までの鋼管の製造が可能。
成形に多数のロールを必要とするため、外径サイズの自由度は低い。
炭素鋼が中心だが、低合金鋼の製造も可能。
生産性は比較的高い。
組織が溶融してから接合しているため、比較的シームの強度は高いが、シーム周辺部は熱による変性があり、加工時はシームの位置に注意が必要。
また、接合時にビード(溶接の盛り上がり)が発生するので、用途によってはこれを削り取っている。
鋼帯全体を加熱することがないため、表面性状に優れる。
継目無(シームレス)鋼管

文字どおり、管に継ぎ目が無い鋼管。
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