豊饒の海の解説頁です。 Weblio辞書辞典>辞書・百科事典>豊饒の海>豊饒の海の1ページ目

豊饒の海とは?



ウィキペディア
ナビゲーションに移動 検索に移動
豊饒の海』(ほうじょうのうみ)は、三島由紀夫の最後の長編小説
浜松中納言物語』を典拠とした転生の物語で[1]、『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成る。
最後に三島が目指した「世界解釈の小説」「究極の小説」である[1][2]
最終巻の入稿日に三島は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地割腹自殺した(三島事件)。
第一巻は貴族の世界を舞台にした恋愛、第二巻は右翼的青年の行動、第三巻は唯識論を突き詰めようとする初老の男性とタイ王室の官能的美女との係わり、第四巻は認識に憑かれた少年と老人の対立が描かれている。
構成は、20歳で死ぬ若者が、次の巻の主人公に輪廻転生してゆくという流れとなり、仏教唯識思想、神道一霊四魂説、の「シテ」「ワキ」、春夏秋冬などの東洋伝統を踏まえた作品世界となっている。
また様々な「仄めかし」が散見され、読み方によって多様な解釈可能な、に満ちた作品でもある[3]
〈豊饒の海〉とは、月の海の一つである「Mare Foecunditatis」(ラテン語名)の和訳で[注釈 1]、〈月修寺〉のモデルとなった寺院は奈良市の「圓照寺」である。
楽に探せる!楽ワード

ページ(1/54)
次ページ

ページTOP▲
Weblio辞書辞典
「豊饒の海」の記述に関する著作権




ランダム表示|登録辞書一覧
Weblio辞書辞典

お気に入りに登録
友達にも教える

Weblio辞書辞典|ヘルプ|お問合せ
©2020Weblio