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経済人とは?



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経済人(けいざいじん)またはホモ・エコノミクス(homo economicus)とは、もっぱら経済的合理性のみに基づいて個人主義的に行動する、とした(と想定した)人間像のこと[1]

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 1 概説
 2 モデルの歴史・変遷
 3 問題点と批判
 4 出典・参考文献
 4.1 脚注
 5 関連項目

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概説

「経済人」とは、「homo economicus」の訳語で、「もっぱら「経済的合理性」にのみ基づいて、かつ個人主義的に行動する(するだろう)」と想定した、人間に関する・モデル・観念のことである。
「経済人」というモデルは、経済学が成立するにあたっては一定の成功を収めてきたが、実際の人間の行動は従来の経済学が想定してきたほどには「経済合理的」ではない。
人間は「経済人」という想定・モデルでは説明できない種類の経済活動も行い、しばしば損得を度外視する価値観を抱き行動を選択し、また自分個人よりも集団・社会を重視したり、他者のほうを尊び自分を捨て利他的行動を選択することもある。
そうした現象が無視できなくなると、経済学者は「人は経済合理性を求めているはずだ」という仮定・前提を引きずりつつ「限定合理性」という用語・概念を作りだして分析するようになった。
また別角度からは「利他性」という用語・概念を用いて分析されるようになった。
さらには、実際の観察や実験によって、実際の人間の行動はそもそも根本的に「経済合理性」といった軸や理屈ではなく、根本的にかなり異なった形で人間の心に立ち現れて心理的・情的に選択されている、ということが明らかになり、行動経済学という分野で、実際の観察および心理学認知科学の知識を基盤として研究されるようになってきている。

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モデルの歴史・変遷

アダム・スミスが考え出した人間のモデルは、ジェレミ・ベンサム流の功利主義の思想を経由し、さらにはウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズらの影響をうけて、「物欲の充足を利己的に追求する人間」という考え方をうみだした。
「経済人」というモデルでは、あくまで「所与の欲望体系のもとで満足もしくは効用を最大にするよう行為する」場合を「合理的」と呼んでいる。
このような「合理性」が最も簡単に発揮されるのは、効用が量的に測定されうる場合である。
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