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e-4WDとは?
ウィキペディア目次へe-4WD(イーヨンダブリュディー)とは、日立が開発したモーターアシスト式四輪駆動システム[1]。
2002年に日産自動車から、2003年にマツダから、それぞれe-4WDシステムを搭載した車種が発売される[1]。目次
1 概要
2 搭載車種
├2.1 日産
└2.2 マツダ
3 外部リンク
前輪をエンジンで駆動し、後輪をモーターで駆動することによる4WD方式である。
大きく分けて、駆動ユニット(モーター、クラッチ、減速ギヤからなる)、専用の発電機ならびに、これらを制御する電子回路の3つから構成される。
搭載車種はベースがFF方式の車種に限られ、駆動ユニットは後輪を駆動する。
通常の4WD方式の場合、車体前部のエンジンから後軸へ動力を伝達するプロペラシャフトがキャビン床下の中央にあるために、しばしばフロアパン形状が制約を受けるのに対し、e-4WDはプロペラシャフトを必要とせず、室内足下の空間や車体剛性を求められるフロアパンの設計に、より高い自由度が生まれる。
また、プロペラシャフトに付随するベアリングや歯車の機械抵抗が省かれる。
これらの結果、通常の四輪駆動車と同程度の低μ路での発進性能を持ちながら、同タイプに比べ燃費5%向上、15%の軽量化、新規開発部品点数の大幅な削減などが実現された[1]
一方欠点として、後軸付近に搭載される駆動ユニットが通常の4WD方式の差動装置よりも大きく、トランクルーム容積を圧迫する場合もある(例えばデミオでは、トランク下のスペースにモーターが入っているため、本来の収納場所を追われたスペアタイヤがトランクの一部を占領する)。
運転席にあるスイッチで、システムの作動と停止を任意に切り替えられる。
スイッチが作動状態にあるときに車両が発進すると、システム専用の発電機がエンジンの回転を利用して電力を作り、モーターに供給する。
発進後、約30km/h以上になると発電機が停止して、自動的に前輪駆動に切り替わる。
四輪駆動走行中はモーターの制御回路が前輪の駆動系制御回路と協調して、凍結路面や積雪路面でも安定して走行できるように制御している。
駆動系が電子制御されていないマニュアルトランスミッション搭載車にこのシステムは装備されない。
駆動方式という観点ではハイブリッド(混成)であるが、駆動ユニットへの電力は二次電池を介されずに直接供給されるという点から、e-4WD搭載車はハイブリッドカーではない。
二次電池を搭載していないことで回生ブレーキを利用できない一方、高電圧の電池を持たないことは整備時や事故発生時に感電や電気火災を起こす危険性が低い(日本ではハイブリッドカーの整備に電気技術者の資格(低圧電気電気取扱の特別安全教育)を要求される)。
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