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UFOとは?
フランス
2007年4月のこと、フランス国立宇宙研究センター(略称CNES。
いわば米国のNASAのフランス版)が、未確認飛行物体としてフランス国民から寄せられた目撃証言や写真などの情報を、CNESのウェブサイト上で公開した[5]。
CNESの発表によると、公的機関が未確認飛行物体に関して保管してきた情報を一般の人々に公開するのは世界初であった[5]。
(ちなみに英語UFOは、仏語ではOVNI オヴニと略す[5])。
CNESには「未確認飛行物体研究所(GEIPAN)」が存在しており、同研究所所長のジャック・パトゥネは、「科学者やUFOマニアたちの研究に役立ててもらうために情報公開に踏み切った」と述べた[5]。
2007年4月の段階で、同ウェブサイト上で約400件の情報が閲覧できるようになっていた。
なお、この公開はあくまでも研究目的のものであるので、そこには目撃者から直接送られてくるスクープ情報などの、曖昧なものは公開されていない、とされた[5]。
(同情報公開についてはwww.cnes-geipan.frからアクセス可)
GEIPANが1954年に設立されて以来、CNESや警察に提出され保管されている情報はおよそ1600件であった(2007年時点)。
関連証拠品は実に10万件に及ぶ。
フランスの知識階級が読む高級紙として知られる『ルモンド』によれば、CNESの保管情報の構成は以下のとおりであった。
・約9%は立証できる現象(人工衛星や隕石の落下 等)[5]
・33%はおおよそ説明のつく現象[5]
・30%は信憑性の薄い報告(偽の情報、証拠不十分 等)[5]
つまり、残る28%が「同定されていないと分類される飛行物体」(すなわちフランス語でOVNI=英語でUFO)であった。[6]
なお日本語のタイトルは「ついに政府が認めたUFOの存在?! from France」でありあたかも新事実のように伝えているが、この場合のUFOが意味するところは「ovnis」すなわち未確認飛行物体(複数)であり(エイリアンクラフトとは記載されていない)、発表の相当以前から「政府」に所属する空軍の公式記録に存在する。
1954年に「アメリカ空中現象調査委員会(NICAP)」という民間の組織が設立された。
これはUFOを科学的に解明する目的で設立されたと称する最初の団体である。
これらの報告書はすべての未確認飛行物体、未確認空中現象について説明する物ではない。
正体が不明なのであるから説明のしようがないし、もちろんこれらの説に根拠があるわけではない。
主として憶測に基づく様々な説が提唱されている。
あくまで可能性の列挙である。
UFOの物理的実体が何であれ、目撃したとする報告が世界各地であるというのは事実であり、「UFOなんて元々ない」と言う意見自体はナンセンスであると言う著者もいる。
この場合、UFOという言葉の意味するところが大切である。
米国空軍で使われている本来の意味のUFOは確かに記録として存在する。
飛行物体の記録において正体が未だ不明なものは存在するし、あって当然である。
一方、UFOを地球外文明の宇宙船などの本来の意味とは外れた超常現象の意味で使用すると、「UFOなんて元々ない」という論議が生まれる。
したがって、用語の定義を明確にしなければ論議ができない。 宇宙人の乗り物説
エイリアンクラフト説とも言う。
現在ではUFOという語から想像される一般的なイメージの都市伝説となっており、エイリアンクラフトや空飛ぶ円盤とUFOは頻繁に混同される。
本来の意味である軍事航空用語での未確認飛行物体とは異なる。
この説はフィクションの世界において広く引用され(未知との遭遇、インデペンデンス・デイなど)、UFOの中の宇宙人との遭遇を第三種接近遭遇と言う。
本説を支持する証拠は目撃談のみであるとされる。宇宙人、後述のロズウェル事件も参照。
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