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F-86とは?
生産国のアメリカ空軍をはじめ、多くの西側諸国で採用された亜音速ジェット戦闘機である。第1世代ジェット戦闘機に分類される。
初飛行は1947年10月[2]。
武装は当初機関砲のみであったが、後にミサイル(サイドワインダー)が開発されるとその有効性を実証し(ミサイル万能論)、派生型も含めて9,860機が製造された。
アメリカ空軍が1950年代初頭より主力戦闘機として最も重きを置いて配備を急いだ傑作機であったが、朝鮮戦争後にその戦訓を取り入れたセンチュリーシリーズを始めとする新鋭機が短期間で開発されると、急速に陳腐化していった[3]。
だが、結果としてアメリカ国内で余剰となったF-86は日本を含めた同盟国や友好国に、大量に供与されることになる[3]。
1980年にポルトガル空軍機の退役、1993年2月にボリビア空軍機の退役[1]により、全機が退役した。
現在では個人所有機が民間機として使用されている。
第二次世界大戦末期ノースアメリカン社は艦上ジェット戦闘機案NA-134をアメリカ海軍に提案していた。
これを受けて、1945年1月1日、アメリカ海軍は艦上ジェット戦闘機XFJ-1の開発を発注した。
これは、P-51の主翼と尾翼をそのまま流用し、胴体のみジェットエンジン搭載の新設計のものに変えた機体である。
この機体の開発を受けて、アメリカ陸軍航空軍は1945年5月23日にXFJ-1の陸上型XP-86の開発を発注した。
そんな最中の1945年6月、ノース・アメリカン社はドイツ国内の占領地から後退翼に関するレポートといった[2]、大量の航空機の先進的実験データを得た。
このデータを基にノースアメリカン社は開発中のXP-86の設計を変更し、高速戦闘機に必要な後退翼を装備させる必要があるとして、設計中の機体を後退翼機にする許可を求めた[2]。
アメリカ陸軍はこれを了承し[2]、P-51から流用した主翼・尾翼に代えて新設計の後退翼を採用した。
完成した試作機XP-86は、1947年10月1日に初飛行を行う。
予想以上の速度性能と、機体運用の実用面で特に問題がないと判断され、F-86の実用化は急速に進められた[4]。
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