Weblio辞書辞典>辞書・百科事典>C-ATS>C-ATSの6ページ目
C-ATSとは?
ATS-B、1号型ATS、C-ATS、阪急ATS、ATCなどで使われている。
軌道回路に流す信号電流の種類により商用周波数軌道回路、分倍周軌道回路、AF軌道回路[3]、と分けられる。
列車在線検出のための信号電流と、信号現示を列車に伝えるための信号電流があり、ATS-Bや新幹線ATCでは両者が兼用されているが、後日ATSを拡張設置した場合などは別の信号電流として重畳するものもある。
情報を受け渡すための地上装置一般。
動作原理により変周式、トランスポンダ式などがあり、これを基準に制御する場合が「点制御」となる。
ただし、「点制御」で受信した速度制限値などのデータを記憶して参照する場合には点制御でも「連続照査」「連続参照」となり、単純な「点照査」に比べ保安度は高まる。 変周式(単変周・多変周)地上子
変周式とは、受信コイルと結合帰還型発振回路の送信コイルで構成される車上子が、特定の共振周波数を持つLC回路で構成される地上子の上を通過すると、電磁結合により車上子の発振周波数が地上子の共振周波数に引き上げられるので(これを変周作用という)、この周波数をフィルタ回路で検出して地上情報を得る方式を指す[4]。
国鉄のATS-Sでは、車上の発振周波数を105kHz、停止信号時のロング地上子共振周波数を130kHzとして、不動作時は地上子コイルをリレー接点で短絡して共振点をなくして停止信号を伝えた。
これは1情報1共振周波数方式だったから、これを特に「単変周」と呼んだが、現在では車上からの地上子良否検査を可能にするためコンデンサを介して短絡して不動作時の共振周波数を103kHzとして、さらにこれを強制振り子制御の位置マーカにしたから電気的に見れば純粋な単変周地上子はなくなった。
ATS-Sx、ATS-Ps地上子はそうした有効 - 無効(取消 : 103kHz)2値型の単変周地上子である。多変周は地上子に複数の共振周波数を割り当てるもので、これに信号現示とその制限速度を割り当てたり、設置位置と併せ限界速度パターン発生に使用する。
京王、小田急、東武などの信号ATSがこの多変周方式で、東武ATS (TSP) は周波数の一部をパターン発生地上子に割り当てている(信号ATSとは別に過速度・過走防止ATSがある)。
最近の分類では意味の薄れた「多変周 - 単変周」を避け「多情報 - (単情報)」と整理されている。
またATSシステムとしては多数の変周周波数を使用しても、単機能地上子として1周波数ということもある。 トランスポンダ式地上子
トランスポンダ(地上子)とは、鉄道ではデジタル情報送受地上子のことで、送信機能のみのものも含めて呼んでいる。
ATS-Pで知られる様になったが、それ以前にも新幹線には多数使われている。
元々は送受機能を備える「応答装置」で、問い合わせに対して応答するもの、もしくは中継器を指している。
列車の速度を計測し、その速度が許容された速度の範囲内であるか否かを照合する。
これを速度照査(そくどしょうさ)という。
速度照査の方法やその制御もいくつかに分類できる。 点照査・連続照査・パターン照査
速度照査には、ある地点でだけ照査する「点照査」と、連続して照査し続ける「連続照査」があり、さらに従前一定値だった照査速度を基準位置に対する列車の位置毎にリアルタイムで算出・照合する「パターン照査」がある。
連続制御ではない点制御方式であっても速度制限コマンドを記憶して照査を続けることも「連続照査」方式という。
楽に探せる!楽ワード
ページ(6/45)
≪前ページ
|
次ページ≫