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C-ATSとは?
日本工業規格のJIS E 3013(鉄道信号保安用語)では、以下のように定義されている。- 自動列車停止装置
- 列車が停止信号に接近すると、列車を自動的に停止させる装置。
ATSともいう。 - 自動列車制御装置
- 列車の速度を自動的に制限速度以下に制御する装置。
ATCともいう。
ATSには停止信号による自動停止機能のほかに、停止信号また信号現示に関わりなく制限速度設定を超えた場合に警報・減速または停止させる機能がついたものもある。
日本の鉄道と軌道法において一般的な自動列車保安装置であるが、鉄道事業者や軌道経営者によってその内容は大きく異なり、機能自体はATCと遜色のないものを使っている事業者もある。
しかしながら、ATSにおいて安全走行を確保する主体は運転士であり、ATS装置は運転士のヒューマンエラーに対するバックアップが目的であるのに対し、ATCにおいてはATC装置が安全走行を確保する主体となっている点が異なる。
日本以外の国においては、安全装置の考え方が違い区分法が違うので、ATCを含め直接の対応語はない。
そのため同様の機能の装置に様々な命名があり、AWSと称しているところもある。
ATSの歴史は過去に発生した鉄道事故と、その教訓による改良の繰り返しの歴史とも言える[1]。
・1921年(大正10年) : 東海道本線の汐留駅 - 品川駅間で磁気誘導式のATS試験。
その後、横浜線や福知山線でも別方式の試験が行われる。
・1927年(昭和2年) : 東京地下鉄道(現在の東京地下鉄銀座線)が、日本で初めてのATS実用運用路線として開業。
打子式。
・1941年(昭和16年) : 山陽線網干駅列車衝突事故。
この事故をきっかけに東海道・山陽・鹿児島線で連続コード速度照査式ATSの設置工事を開始したが、受信機が爆撃を受け全損したため頓挫する。
また、戦後すぐに関門トンネルを挟む幡生駅 - 門司駅間9.8kmを部分完成させ、車上装置を4両に搭載し試験を開始したが占領軍命令で中止となった。
・1954年(昭和29年) : 山手線・京浜東北線でB形(軌道電流式)車内警報装置を使用開始。
B形車内警報装置はその後東京・大阪の国電区間に設置される。
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