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黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉とは?
ウィキペディア目次へ黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(こくえんげんそくふっとうけいすいあつりょくかんがたげんしろ)は、ソ連が独自に開発した原子炉の形式。
ロシア語ではРБМК (Реактор Большой Мощности Канальный)とよぶ。
西欧圏ではキリル文字表記をアルファベット読みして頭文字でRBMK (Reaktory Bolshoy Moshchnosti Kanalniy, 英語直訳:"reactor (of) high power (of the) channel (type)", 日本語直訳:高出力圧力管型原子炉とよび、英語では別の表記としてLWGR (Light Water cooled Graphite moderated Reactor、軽水冷却黒鉛減速炉) がある。
ソビエト連邦内でだけ作られ、今では旧式になってしまった黒鉛減速動力用原子炉の一形式について、ここで述べることにする。目次
1 概要
2 デザイン
3 原子炉の特性
4 封じ込め
5 チェルノブイリ事故からの改善
6 RBMKの閉鎖
7 RBMKの構成
8 関連記事
9 外部リンク
黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(RBMK)は、核分裂反応によって生じた熱エネルギーを、軽水を沸騰させることで取り出す原子炉である。旧ソ連が軍事用に開発した黒鉛減速プルトニウム生産炉をベースに、独自に軽水冷却型原子炉として発電用動力炉を開発したものである。
一群の開発プロジェクト「ソビエト計画」の最高峰であった。
それらのうちの最初のものはAM-1 ( Atom Mirniy, ロシア語で "peaceful atom"、「平和な原子力」)と呼ばれ、電気出力5MW(熱出力30MW)を発電し、発生した電力を1954 年から 1959年までオブニンスクへと送っていた。
2004年時点で、現在世界で十数台が運転されているが、新規の建設計画は無く、国際的圧力は同型の残った原子炉を閉鎖する方向に働きかけている。
同型の原子炉には、RBMK-1000型やRBMK-1500型などがあり、特にRBMK-1000型は、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所で事故を起こした原子炉として知られている。
低濃縮ウラン燃料は燃料集合体として、圧力管内に収められており、この管内を流れる軽水が直接熱を奪う。
圧力管はジルカロイ合金製で、減速材である黒鉛ブロックの穴の中に収められている。
乱暴なたとえ方をするならば、練炭を立てて蓮根状に開いた穴に金属管を挿入し、管の中に核燃料を装荷して冷却用の水を流し込むと考えればよい。
それぞれ、中性子の減速用に黒鉛を、原子炉の冷却用に軽水を、燃料に天然ウランを使用して原子炉を作ることは可能である。
このように、濃縮ウランや重水のような、分離された同位元素を使用しないで大型動力炉を建造することができる。
しかしながら残念なことに、このような構成の原子炉は不安定でもある。
RBMKは冷却材として軽水を使用し、高さ7メートルの黒鉛ブロックの中を垂直に走る圧力管の中を流れる。
軽水は圧力管内の炉心で沸騰水型原子炉と同様に温度270℃で沸騰する。
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