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誘導爆弾とは?




誘導爆弾とミサイルとの違いは、基本的にはロケットエンジンなどの推進装置があるかどうかであるが、アメリカ軍では推進装置のついてないAGM-62 ウォールアイやAGM-154 JSOWなども対地ミサイルに分類されており、その境界は曖昧である。

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歴史

誘導爆弾は第二次世界大戦に登場した。ナチス・ドイツは装甲目標用の フリッツX と非装甲目標用の Hs293を開発しているこのうち フリッツX は1943年9月9日に、連合国軍に投降したイタリア艦隊に対して使用され、戦艦ローマを撃沈、戦艦イタリアを大破させ、同月イギリス地中海艦隊戦艦ウォースパイトを撃破することに成功している。
Hs293 は、1943年8月27日にイギリス海軍のスループエグレットを撃沈している。アメリカ軍は VB-1 AZON と呼ばれる誘導爆弾を開発し、欧州戦線の地上目標に対して使用している。日本でも赤外線誘導のケ号自動吸着弾、液体ロケットモーター付きのイ号一型甲/乙無線誘導弾などが開発されたが、試作段階で終わった。
また、小型のイ号一型乙無線誘導弾は実験中に誘導装置が故障し、熱海の温泉 玉の井旅館に墜落、女中2人と浴客2人が死傷、旅館も炎上という大事故を発生させ、「エロ爆弾」のあだ名が付けられた。
赤外線による自動誘導だった日本のケ号を除き、フリッツX、Hs293、AZON、イ号一型甲/乙無線誘導弾は、いずれも誘導母機からの目視による無線誘導で、誘導員は爆弾の尾部に取り付けられた発光体(電球、または火薬によるフレア)を目で追いながら爆弾を操縦して目標へ手動で誘導する仕組みであった。
このため命中精度は誘導員の技能に強く左右される他、天候によっては目標までの視程が確保出来ないために使用できないことがある。
また目標が視認できる距離内に誘導母機を接近させる必要があり、また誘導中は急な機動が出来ないため、地上からの反撃が予想される地域での使用には難があるなどの欠点を持っていた。
なお、アメリカ軍はレーダー誘導式の爆弾である ASM-N-2 BAT を開発、実戦投入しているが、目立った戦果は無かった上、相手のレーダー波でかく乱されるなどの致命的な問題点があった。
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