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言い伝えとは?
目次
1 一般論
2 日本の民俗学での伝説の定義
└2.1 民俗学解釈
3 神話との区別
4 インカの主な伝説
5 ヨーロッパの主な伝説
6 日本の主な伝説
├6.1 英雄伝説
├6.2 聖者伝説
├6.3 異界伝説
└6.4 由来伝説
7 関連項目
8 参考文献
英雄伝説、奇異伝説では、主として不思議な事件を不思議なりに「事実」として報告[1]する。
あるいは、地名や遺跡伝説にみられるように、その由緒を説明[1]するのも伝説である。
伝説というものは、特定の地域に密着したものもしばしばで[1]ある。
しかし、キリスト教の外伝や聖人伝説など、ひろく信仰ベースで信じられた伝説もあり、内容に特に宗教臭はなく世俗的 (英語: secular) であっても、例えばヨーロッパ大陸で広汎的に支持・継承された伝説も存在する。
類似の物語形式のものに昔話があるが、これらは、娯楽(エンターテインメント)目的の創作物として区別することができる、というのが通説である[1]。
もっとも、日本でも伝説に戯作者などが脚色をおこなっており、ヨーロッパのアーサー王伝説群を例にとっても、後世の物語(ロマンス)作家がこしらえたエピソードも加わり、なかなかそう簡単に割り切ることはできなくなっている。
何をもって「伝説」とするかの定義は、時代によって変遷している。
日本国内の「伝説」を語るとき、世界一般的な「伝説」(英語: "legend") との観念のズレが生じることもある。
そのような混雑もあるので、末尾に挙げた伝説例のリストなどを参照する方が、むしろその性質や内容を把握しやすい。
例えば第二次世界大戦後の一時期は、口承文学のうち昔話以外のものを「伝説」という分類とする定義が民俗学の方面から提唱された[2](書物の文学として成立したものは、それはもう純粋な伝説の域をはなれて、フィクションになりつつあるとするきらいがあった)。
しかしこれはもはや一般通念としては通じなくなっている。
グローバル化された現在社会においては、「伝説」が "legend" の対訳語であることは一般知識として浸透しており、これには文字による文学も多く含まれることが認識として定着しているのである。
よって、往時の民俗学者のいうような特殊な定義での「伝説」を指す場合、あえて「民間伝説」などと言葉を添えて説明する必要があろう(#日本の民俗学での伝説の定義参照)。
また、伝説的英雄譚と神話との線引きについてが厄介な場合もあるが、これについては#神話との区別の節に後述する。
現代社会においては、一分野や一芸に卓越した人物や奇人変人・物事・事件を語る形容詞として、「伝説の-」という言い方が往々にしてなされる。
また、現代を舞台や素材にした巷間伝説には、都市伝説という名称がつかわれる(多くの場合、突然変異種なり、企業の試作品やトップシークレットな研究成果なり、偽科学的な裏付けをつけて、ありえそうな話じたてになっている)。
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