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*絵から抜け出る虎→〔虎〕2の『傾城反魂香』(近松門左衛門)「土佐将監閑居の場」。
*絵の虎を縛れとの難題→〔難題問答〕1aの『一休と虎』(昔話)。
*絵から抜け出る→〔〕9の『抜け雀』(落語)。
★1b.絵に描いた動物に瞳を点ずると、生き動物となって抜け出す
目をつぶすと、絵に戻って抜け出なくなる。
古今著聞集11画図」第16 仁和寺御室の壁に巨勢金岡が馬の絵を描いたが、その馬は夜ごとに絵から抜け出て、近辺の田の稲を食った。
馬の目をほじくり出すと、抜け出なくなった。
衡記』 画家張僧ヨウ安楽寺の壁に龍を描くが、瞳を入れると飛び去るからと言って、白いまま残す。人々が信じないので瞳を点ずると、龍は雲に乗って天に昇った〔*「龍」の字に点を打つ昇天する→〔文字〕7の『弘法大師の書』〕。
南総里見八犬伝第9輯巻之2729 巨勢金岡の描いた虎の絵に瞳を点ずると、生きた虎となって絵を抜け出し洛中暴れ回る親兵衛が虎の両眼を射て退治し、虎は絵の中に戻った。
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