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種_(分類学)とは?
「イヌ属のある種」であれば「Canis sp.」、「ネコ属のいくつかの種」であれば、「Felis spp.」と表現する。目次
1 基本理念
2 有性生殖の役割
3 種の定義
├3.1 形態的種の概念
├3.2 生物学的種の概念
├3.3 生態学的種
├3.4 地理学的種
├3.5 進化学的種
├3.6 時間的種
└3.7 それ以外の種概念
4 種の下位分類
5 種の問題
├5.1 種の実在性
├5.2 種の本質主義
└5.3 種の問題の原因
6 関連項目
7 参考文献
8 関連文献
9 外部リンク
生物は、無数の個体からなるが、それらが非常に多様な形質を持つと同時に、一定の類型に分けられることを人は古くから経験的に知っており、それらに名前を付けていた。
たとえば虫、魚、鳥、草、苔などである。
更にそれらの大まかの分類の中にも多様な形質を観察することができ、より細かい不連続な集団に分けられることに気がつく。
つまり、形質のかなり細部までが共通する集団が見分けられ、それらの集団の間には不連続性が見られる。
たとえばミカンの木につく青虫を育てれば、そこから出てくるチョウは、黄色のまだらのものか、真っ黒の羽根のものかである。
前者はアゲハチョウで、後者はクロアゲハであるが、それらは色だけでなく、羽根の形や幼虫の姿でも少し異なっている。
また、このような形質は世代を越えて維持される。
そのような集団を種という。博物学や生物学の知識の蓄積に伴って、すべての生物がこのような集団に区分できることが明らかとなっていった。
それぞれの種に体系的に名を付け、分類体系を築こうとしたのがリンネである。
その100年後にはダーウィンが進化と種分化の理論を提唱し、リンネの「形態に基づく分類体系」が何故そのようになっているか、理論的説明を与えた。
しかし、リンネの時代には生物は現在言うところのEukaryote(真核生物)しか知られていなかった。
現在それ以外にもMonera(モネラ、真正細菌、いわゆる狭義の細菌)、Archaea(アーキア、古細菌)、そして生物かどうかの異論もある、Virus(ウイルス)やViroid(ウイロイド)といった存在があることが知られている。
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