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私度僧とは?
これは「清行逸士」という表現こそ用いているが、度牒を持たないまま長期にわたって修行してきた私度僧が処罰を受けるどころか、逆に正式な僧侶として認められることもあったという事実を示している。
以後も六国史などには修行者に得度を許すために試験を行った[1]という記事が何回も記されており、その受験者の多くが私度僧であったと考えられている。
私度僧は違法であり取締りの対象ではあったが、実情においては2本立ての方針が存在し、課役忌避を目的とした私度僧に対しては厳しい取締りが行われた一方で、僧侶としての実態のあるものについてはある程度までは容認されており[2]、その中の優秀者は処罰の対象ではなく、むしろ得度させて体制の中に積極的に取り込む方針があったと考えられている。
なお、私度僧で大成した者には空海や円澄(最澄の高弟)、景戒(『日本霊異記』著者)などがある。
^ 『続日本後紀』承和15年2月戊申条・『日本文徳天皇実録』斉衡3年7月甲子条など。^ 勿論、得度を受けた僧侶と私度僧には格差があり、私度僧には得度した僧には課されなかった課役が行われていたと考えられている。
(出典:Wikipedia 2010/11/11 09:35 UTC 版)
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