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直列2気筒とは?
4ストロークエンジンは2回転(720度)で1サイクルが完了するので、点火間隔の違いを含めて0~360度のクランク位相角が定義される。 180度
ピストンが交互に動くので、360度クランクと異なり一次偶力振動と二次振動が発生する。
点火間隔は180° - 540°と大幅な不等間隔になり、排気を集合すると干渉が発生する。
低速から高速まで360度クランクと、単気筒の中間的特性になる。
オートバイに搭載されるもので代表的なものは、ホンダ・ドリームCB72スーパースポーツに搭載された物がある。
CB72はタイプ1とタイプ2の2種類が存在し、同一エンジンながらも前者には180度クランク、後者には360度クランクを採用し差別化を図っていた。
後年、CB72と同様の商品展開を行ったオートバイとしてホンダ・CB125T(180度クランク)とCD125T(360度クランク)が存在した。 360度
ピストンが同時に上下する。
単気筒と全く同じ回転バランスとなるのでバランサーを追加しないと一次振動が大きい。
点火間隔は等間隔であり排気干渉が無いため、集合マフラーとすることで軽量化、高回転高出力化できる。
軽自動車用エンジンとして広く使われた。
初代ホンダ・ライフに一次バランサー付きエンジンが採用された後に他社からも模倣したエンジンが登場した。
オートバイに搭載されるものでは、かつて英国車が世界を席巻していた頃の主流であり、独特の振動や音を好む者が多く、最近でもカワサキ・W650やトライアンフ・ボンネビル等に採用されている。 270度
点火間隔がバンク角が90度のV型2気筒エンジンと全く同じになるように設計されており、不等間隔点火によるオートバイでのトラクション性能の改善を狙っている。
一方のピストンが死点で停止している時にもう一方のピストンが中間点に位置し、なめらかに回転して停止し難いメリットを、V型2気筒よりも軽量コンパクトな構成で、享受できる。
オートバイではヤマハ・TRX850、トライアンフ・スクランブラー、ホンダ・NCで使われている。
相対的に振動が大きくなることや、特異なレイアウトであることから採用例は非常に少ない。
2ストロークエンジンは1回転(360度)で1サイクルが完了するので、クランク位相角を180度にした場合に点火が等間隔で振動も少ない非常にバランスの良いエンジンになるため、他の位相角はまず用いられない。
2ストロークエンジンでの特異な例としては、カワサキ・KRロードレーサーが、単気筒を前後に2つ並べたレイアウトを持つタンデムツインエンジンを採用していた例がある。
タンデムツインエンジンは2つの単気筒エンジンのクランクシャフトをギアで連動させる機構を採っており、ロードレーサーのKRでは360度2気筒同時点火、市販レーサーレプリカのカワサキ・KR250では振動対策として180度点火が用いられた。
しかし、特にKR250でタンデムツインを180度点火にした事による機構上の不具合に起因するトラブルが多発した事から、後継のカワサキ・KR-1では通常の並列2気筒エンジンに換装された。
片山産業がかつて製造していたオリンパス・スーパーツインは、2ストローク並列2気筒エンジンのシリンダーを前方に90度倒した水平並列2気筒という珍しいレイアウトを採用していた。
注目の情報
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