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火口湖とは?
温帯にある深い湖沼は夏に3層の温度層を構成するものが多い。
これは水の比重が4℃で最大となるためである。
最上層は表水層と呼ばれ、日光によって温められた水温の高い層である。
最下層は深水層と呼ばれ、温度の低い層である。
表水層と深水層との間には水温躍層と呼ばれる温度変化の大きい層がある。
秋または冬になり表水層が冷却されると層構造が乱され上下に攪拌混合される。
年間を通して1回だけ混合される湖沼は一循環湖と呼ばれ、冬期に混合される。
年間2回混合される湖沼は二循環湖と呼ばれ、秋と春に混合される。
浅い湖沼は1日あるいは2-3日ごとに混合される多循環湖となり、一年を通して氷の下にある湖沼は混合されない無循環湖となる。
一般的な湖沼は混合が湖底にまで及ぶが、特に深い湖沼や湖底付近の塩分濃度が高い湖沼の中には部分的にしか混合されないものもある。
- 冬の停滞期 - 表面は0度に下がるが、水深が深くなるに従って水温があがる。
湖底の最低水温は4度である。 - 春の循環期 - 表面の水温上昇と、風の作用によって湖水の循環が起こる。
- 夏の停滞期 - 表面温度が高くなり、表水層と深水層の水温差があるため間に水温躍層が発生し、湖水の循環が弱くなる。
- 秋の循環期 - 表面の水温下落と、風の作用によって湖水の循環が起こる。
湖沼の水質は流入する河川水、地下水や雨水、あるいは地質、気候、生態系など様々な要因に影響される。
水質を表す最も重要な指標の一つはその湖沼がどれだけ多くの生物を養うことができるかを表すものであり、湖沼型あるいは栄養型と呼ばれる。
基本的には養いうる生物が少ない順に、貧栄養型、中栄養型、富栄養型に分類される。
具体的には食物連鎖の底辺にある植物プランクトンの生育速度を規定する窒素およびリンの含有量を指標とすることが多い。
詳細は「湖沼型」を参照
多くの湖沼は形成時において貧栄養型であり、次第に中栄養型、富栄養型へと移り変わっていく。
このような遷移は湖沼の富栄養化と呼ばれる。
生物の活動が盛んになるとともに水底に有機物が堆積し湿地や陸地になって湖沼は消滅する。
但し、実際の遷移過程は湖沼の深さや周辺環境などに大きく左右されるため実に多様である。
湖沼周辺における人間の活動はしばしば湖沼の富栄養化を加速する。
詳細は「富栄養化」を参照
溶存酸素量も水質を表す重要な指標である。
湖沼水中に溶解している酸素は主として植物の光合成によるものであり、湖沼型や水温によって変動する。
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