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火口湖とは?
湖沼を取り巻く陸地には豊富な地下水を好むヤナギなどの樹木からなる水辺林が形成され、岸辺に近い場所にはスゲ、イヌガラシなど湿潤を好む湿地性植物が繁茂する。
水深の浅い場所には水面下に根を張り水面上に葉を広げる抽水性植物が分布する。
温帯ではヨシ、ホタルイ、ショウブなど、熱帯ではパピルスなどが見られる。
水深が大きくなると水面に葉を浮かせるヒシ、ジュンサイ、アサザなどの浮葉性植物が繁茂する。
さらに深い場所には水面下に葉を広げる車軸藻類などの沈水性植物が分布する。
詳細は「水草」を参照
湖沼において水辺、特に抽水性植物の分布する場所は魚類、エビ、両生類、水生昆虫などが生育し、湖沼における漁獲量の75パーセントを占めている。
岸辺の傾斜が緩やかになるほど水辺の面積が大きくなり多様な生物が見られるようになる。
一方で湖沼の面積が大きくなると風浪の影響によって生物は少なくなる。
水中を漂う植物プランクトンは十分な日光の届く水面近くで光合成を行い酸素を供給する。ウキクサ、サンショウモ、ホテイアオイなどの浮漂植物は風に流されやすく肥沃な水を必要とするため一般的ではないが、条件が整うと急速に繁茂して湖面を覆い尽くすこともある。
湖沼に関する環境問題として以下のようなものがある。- 水質汚濁
- 生活排水などが過剰に流入すると湖沼の水質が悪化する。
湖沼は海や川よりも閉鎖的であるため影響が発現しやすく、いったん水質が悪化すると長期間に及ぶ。
住民の関心の高まりなどにより、湖沼に流入する水質規制が強化されている。
また、水生植物の採取等について届出を義務付けなど自然の浄化機能を活用した取組も試みられている。
しかし、過去の水質が悪化した時代の沈殿物は湖沼の底に底質汚染となって存在し、湖沼の水質改善が進まない大きな要因となっている。
詳細は「水質汚濁」を参照- 土砂流入
- 湖沼の周辺において過剰な伐採が行われると土壌が急速に侵食され大量の土砂が流入する。
- 取水
- 漁撈
- 外来種
規模の大きな湖では湖岸を迂回した陸上交通では迂遠になるため、渡し船などを用いた水運が行われる。
また観光地にある湖では、観光用の旅客船を運航することがある。
食用になる水生生物を産する場合には水産業が行われる。
天然に産するものを採取するだけでなく、養殖業も盛んである。
また、一部の湖は漁業法上の海面に指定されている。
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