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機動戦艦ナデシコの登場人物とは?
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機動戦艦ナデシコの登場人物(きどうせんかんナデシコのとうじょうじんぶつ)は、アニメ『機動戦艦ナデシコ』及びその関連作品に登場する架空の人物の一覧である。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
免責事項もお読みください。
目次
1 TV版の登場人物
├1.1 主人公およびヒロイン
├1.2 ナデシコ搭乗員
├1.2.1 ブリッジクルー
├1.2.2 エステバリス隊
├1.2.3 支援要員
├1.2.3.1 ホウメイガールズ (食堂従業員)
├1.3 連合宇宙軍
├1.4 木星陣営
└1.5 その他
2 劇場版の登場人物
└2.1 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness
3 ゲーム版登場人物
├3.1 機動戦艦ナデシコ The blank of 3years
└3.2 機動戦艦ナデシコNADESICO THE MISSION
4 脚注
- テンカワ・アキト(天河 明人)
- 声:上田祐司(現:うえだゆうじ)
- TVシリーズ主人公。
コック兼エステバリスのパイロット。
パーソナルカラーはショッキングピンク。
18歳。
身長175cm、体重62kg。
火星生まれの火星育ちで、第一次火星会戦でチューリップが落下し、全滅したはずのユートピアコロニーの出身。
道ばたで偶然再会した幼なじみのユリカを追ってナデシコのドックに侵入しようとしたところを捕えられ、プロスペクターにナデシコのパイロット兼コックとして採用された。
両親は、ユリカが火星を発った日に起こったテロに巻き込まれて死亡している。 - 火星が木星蜥蜴の襲撃を受けた際に地下シェルターに避難していたがなぜか地球へと飛ばされてしまう。
木星蜥蜴への恐怖心が強く、それが原因で定食屋のアルバイトをクビにされる。
途方に暮れていたとき偶然にもナデシコに向かうユリカと再会[1]。
両親の死に疑念を抱いていた彼は真相をユリカに聞くためにナデシコに乗り込もうとして捕まってしまうが、取調で素性を知ったプロスペクターによりコックとして採用された。
ガイの操縦するエステバリスを見物していた際、ナデシコが木星蜥蜴の襲撃を受け、なりゆきで搭乗してしまう。
その後無断使用を不問に伏す条件としてゴートから臨時パイロットに任命された。
そうした経緯から当初はコックである事にこだわり、パイロットとして戦うことに積極的ではなかった。
ガイの非業の死をきっかけとして、自らの意思でパイロットとして戦うようになる。 - 始めはアイちゃんを助けられなかったトラウマに怯えて思うように戦えずにいたが、守るために戦うという正義感でそれを克服する。
しかしパイロットとしての技量自体は、ナデシコ乗艦までまったくの素人だった事もあり、正規パイロットのリョーコ達と比べ特筆するほど優れているわけではない。
エステバリスのシステムを全く理解しておらず、ウリバタケの忠告を無視して失態を演じることも多かった。
またガイの影響によりゲキ・ガンガー3の大ファンになり、エステバリス操縦時にしばしば「ゲキガンフレア!」などの技名を叫んでいた。
しかし咄嗟の発想でピンチを乗り切るなど、潜在的には高い技量を持っていることが窺える。 - 謎の敵「木星蜥蜴」の正体が100年前に追放された人類の一団であると発覚すると、故郷や知り合った人々を無惨に殺されてきたことで他のクルーたちとは逆に憎悪を露わにする。
また、人間と戦うことに意義を見いだせず迷い続けるが、ボソンジャンプの存在が明らかになってからはネルガルにジャンパー能力を研究対象として狙われるようになる。
ネルガルの陰謀を知ってからは、ユリカ達と共に木連と和平を結び戦争を終わらせることを決意するものの、白鳥九十九の暗殺で失敗に終わる。
自分らしく在る事と、現実とのギャップに苦しみ続けた彼であったが、最終的には火星遺跡上空の決戦時にようやくユリカを好きだという自分の気持ちに素直になって告白し、同時に戦争を終わらせるきっかけと作ることに成功する。 - ユリカとは幼稚園の頃からの幼なじみで、当時火星のユートピアコロニーでユリカとアキトの家はお隣さん同士だった。
幼いころからユリカが一方的に追いかけアキトは無関心を装っていたが決してユリカを嫌っていたわけではなく、ある事件で彼女を助けられなかった事を悔やんでIFS処理をしている。
ナデシコ乗艦当初も、好意を丸出しで迫るユリカに取り合わず、両親の死に関わりがあるようなら「殺す」とまで発言する場面もあったが、本心では初恋の相手として意識していたようである。
ちなみにアキトのファーストキスはユリカであったがユリカは覚えていなかった。
しかし優柔不断な態度が裏目に出て、ガイの死をきっかけに悲しみを共有したメグミからも好意を寄せられるようになり、三角関係[2]に発展してしまう。
艦長としてあるべき姿に悩むユリカと、戦争の中でどう生きるべきか迷うアキトはすれ違いを繰り返しながら、次第に距離を近づけてゆく。
最終話で火星遺跡上空での決戦時ようやくアキトはユリカに告白し、初めてお互いの気持ちが通じあう。 - 地球では体内にナノマシンを注入することに不信感をもつ者が多く、IFS処理をしているのはパイロットとホシノ・ルリのようなオペレーターくらいで露骨な偏見を持たれている[3]。
だが、ナノマシンのテラフォーミングによって人類の居住が可能となった火星ではナノマシンは身近な存在であり、IFS処理をしている一般人は珍しくもない(火星では工業用トラクターすらIFS対応)。
アキトがコックを志す理由は、マズイ野菜[4]を上手に調理しておいしく食べさせてくれるコックに憧れを抱いたことがきっかけ。 - 終戦後にはラーメンの屋台を経営し、後にユリカにプロポーズした。
その後ユリカの父、ミスマル・コウイチロウとのラーメン勝負に勝ち、結婚を認められる。 - 劇場版では23歳。
新婚旅行出発時の飛行機事故により死亡したと思われていた。
実際には「火星の後継者」によりA級ジャンパーとして拉致されており、クリムゾンの研究施設で人体実験の対象にされた。
そのため味覚を主とする五感に障害を抱えている。
ネルガルに救助された後はユリカの救出と復讐を目的に、月臣指導のもと機動兵器操縦技術や様々な体術を身に付け(木連式柔の存在を知っていたのもその為)、ブラックサレナに搭乗して独り「火星の後継者」に戦いを挑んでいた。
バイザーの様な黒いサングラスとマントを纏い「復讐鬼」へと変貌した彼は、目的の為ならば手段を選ばず、犠牲者の発生も厭わない非情な面を併せ持つ、TV版とは全く違ったダークかつシリアスな雰囲気のキャラとなっている。
復讐を果たした後は、皆と顔を合わせる事も無くどこかへと姿を消した。
なお、劇場版後を舞台にしたドリームキャスト用ゲーム『NADESICO THE MISSION』では、アキトはOPムービーのルリの回想シーンと作中のルリの夢に出てくるのみで、本人は登場しない。 - 漫画版ではたまたま出会ったユリカに間違って両親の形見を持っていかれ、それを返してもらおうと後を追ったところナデシコに乗船することになった。
その後イネスによるユリカ拉致で平行世界の地球「大和」と大和の総司令官である、もう一人の自分「スサノオ」の存在を知る。
漫画版ではIFSに代わる最新技術「リアクトシステム」のリンク障害により一時的に視力を失う。
その際に使っていた視力補強器は後の劇場版のバイザー型サングラスに似たデザインとなっており、エグザバイトのデザインやユリカ救出の為に戦う姿とあいまって、劇場版での彼を髣髴とさせる。
当初は主体性が無く流されるまま生きているような描かれ方をされ、戦闘でも殆ど活躍出来ないなどアニメ版に比べて全体的に未熟な主人公であったが、その分自分の生き方を見つめ直して葛藤したり、生存していた母と通信越しに再会するも死別するなど主人公として成長する展開が幾多見られ、最後はスサノオの野望を阻止し、ユリカを救い出した。 - ミスマル・ユリカ(御統 ユリカ)
- 声:桑島法子
- 初代ナデシコ艦長[5]。
20歳。
身長166cm、体重52Kg。
アキトの幼馴染み。
幼少期を火星で過ごしその後地球に移住。
地球連合大学在学時に戦略シミュレーションで無敗を誇る逸材であったことから卒業後ネルガル重工にスカウトされ、新造戦艦ナデシコの艦長に抜擢された。
語学も堪能だが料理の腕前は壊滅的。 - 性格はおとぼけ。
かなりの楽天家でど天然。
人の話を聞かず、行動がとにかくマイペースで周囲を振り回す。
劇中、艦長としての職務(?)から晴れ着姿、うさぎの着ぐるみ、袈裟、神父、巫女姿・・・果てはエステバリスといった数々のコスプレをこなした。 - 戦闘においては卓越した状況判断と指揮能力を発揮する。
真面目で責任感も強いが空回りすることが多く、アキトへの想いが禍して思わぬミスを犯すことも多い。
過保護な父親の側では窮屈だったようで、ナデシコを自分が自分でいられる場所として大切に思っている。 - 子供の頃からアキトにぞっこん惚れ込んでおり、後をついて回っていた。
実はファーストキスの相手でもあるのだが、ユリカの方は覚えていなかった。
ジュンをはじめとする他の男たちには見向きもせず、アキトに猛烈なアタックを仕掛ける。
基本的に恋愛に関しては「子供」で、アキトと出会った少女時代からほとんど進歩していない。
アキトに惚れ込んでいるのは紛れもない事実ではあるものの、本編中は「アキトは自分(ユリカ)の事が好き」としか主張せず、最終回のラストシーンで言うまで一度もアキトの事を好きと言った事は無かった。 - 最新鋭戦艦であるナデシコが自分の能力を必要としておらずお飾り艦長であると知ったことや、火星での戦闘で生き残りの人々を見殺しにしなければならなかったこと、アキトとメグミのキスを目撃したことでひどく落ち込み、アキトに救いを求めてキスを迫る。
だが拒絶されたことでかえって立ち直り、ナデシコと仲間たち、ひいては愛するアキトを守るために奮闘を続けていく。 - 終戦後にルリの引取先を巡りミナトと争った結果、ミスマル家に引き取る事に成功する。
しかし些細な件で父コウイチロウと親子喧嘩をした事で、ルリを連れてアキトの元へ押し掛け、3人で共同生活を送る事となる。
といってもその間も基本的には軍へ仕事に行っていた。
後にアキトとコウイチロウのラーメン勝負を経てアキトとの結婚を認められる。 - 劇場版では、25歳。
階級は大佐と呼ばれていた。
新婚旅行出発の際アキトと共に拉致されていた。
しかし、ユリカはアキトの様に体に目立った異常が現れるような人体実験はされていない。
劇中でシラヒメからアマテラスへ移送された際に、演算ユニットに組み込まれて「人間翻訳機」として利用されてしまう。
しかし最後には旧ナデシコクルーによって救出される。 - 劇場版後を舞台にしたドリームキャスト用ゲーム『NADESICO THE MISSION』では、地上の内勤であったが、ジュンやエリナ、ユキナと共に、ナデシコCを届けに現れ健在の姿を見せている。
サブロウタのエステバリスを持ち出すなど、相変わらずな自由奔放振りを見せている。 - 漫画版では、中盤にナデシコの艦長を辞任し、イネスによって拉致される。
大和に渡りスサノオにもう一人の彼女「卑弥呼」の代わりとして祀り上げられた(卑弥呼本人は既に死亡しており、最終話で魂がユリカに語りかけていた)。
序盤以降はナデシコ艦長としての活躍の場は無く、専ら主人公に救い出されるヒロインの役割が強かった。 - ドラマCD『続・お洒落倶楽部』では、ヒロインの座を賭けていい夢を見たら勝ちという勝負をして、のび太と同じくらい簡単に眠れるも悪夢にうなされる。
- ホシノ・ルリ(星野 ルリ)
- 声:南央美
- ナデシコオペレーター。
11歳。
遺伝子操作によって生まれ、特殊なIFS強化体質でもある。
愛称はミナト考案の「ルリルリ」。
主な口癖は「バカばっか」。
ナデシコのメインコンピュータである「オモイカネ」は、ルリの良き友人。
やる気のなさそうな棒読み口調が特徴。 - 始めの頃はあまり感情や表情を表に出す事は無く、クルーたちとも距離を置いていた。
ユリカに振り回され艦内放送「なぜなにナデシコ」では進行役(お姉さん)を務めている。
ユリカをはじめボケ揃いのクルーたちに毒を含んだ鋭いツッコミを入れる役回りで、特に放送開始当初はタメ口を利くなどやや口が悪かった。
だが、自由奔放でマイペースなナデシコクルーたちとの交流により、少しずつ感化され、多彩な主張や笑顔を表すようになっていく。
劇中終盤では、自分もバカ(=ナデシコの一員)である事を自覚し、以降「バカばっか」という口癖を言わなくなる。
「バカばっか」という言葉は他人との付き合い方を知らず、他人に興味を持っていなかった時の彼女を象徴するセリフであった(後のゲーム『NADESICO THE MISSION』では一度復活している)。 - 彼女は本来子宝に恵まれなかった中立国家「ピースランド」の国王夫妻による試験管ベビーであった。
彼女の肌と髪の色は遺伝子的な母であるピースランド国の女王ゆずりである。
現在の国王夫妻には、ルリの弟にあたる王子達が大変多くいる。
ルリの受精卵は、預かっていた医療機関が爆破テロを受け、身元不明のままスカンジナビア半島にある施設に送られる。
奇跡的に生存していたルリの受精卵は、そこの所長により遺伝子操作を施されてルリが生まれ、やはり遺伝子操作された子どもたちとともに英才教育を受けた。
最初の遊び友達がロボットであったことからコンピューターを友人とすることに抵抗はない。
後に、ルリはそこで自分を励ましていた「両親」が実は映像によるものであったことを知りショックを受けた。
さらにその後、素質を見込まれネルガル傘下のAKATUKI電算開発研究所に勤める養父母、星野夫妻に引き取られ、建造中であったナデシコのオペレーション訓練を施された後、多額の養育費と引き換えにネルガル重工へ引き渡された。
国王夫妻は生まれる前のテロ事件で行方知れずとなってしまったルリを捜し求め、共に暮らす事を強く希望したが、結局ルリはナデシコでの暮らしを選んだ。
そのナデシコでの生活へのルリの想いの強さは、終盤の思い出と引き換えになってしまう演算ユニット破壊案を否定する時にも垣間見る事が出来る。 - 終戦後はルリの行き先を巡ってユリカとミナトが争った末に、最初はミスマル家に身を置いていた。
しかしコウイチロウとの親子喧嘩の末に家出を決意したユリカに連れられ、アキトの家に転がり込み、3人で家族のような生活を始める。
アキトのラーメン屋台を手伝う際にはチャルメラを吹いたりした。
この頃より身近な異性であるアキトに対して淡い感情を抱くようになるなど、徐々に感性豊かな少女に成長し始めようとしていた。
その矢先、飛行機事故でのアキト達の突然の死(実は死亡に見せかけて火星の後継者に拉致されていた)によって、かなり深くふさぎこんでしまう。
その間オオイソのミナトとユキナの家で過ごしていた。
しかし時間を重ね、またサブロウタやハーリーと出会っていく事で立ち直り、ミナトの家を離れ軍に復帰、ナデシコBの艦長として活躍していく事になる。 - なお、OP前のアバンを担当。
その内容は辛辣そのもので多分に毒を含んでいる。
また、視聴者に向けてしゃべりかける場面も多々ある。 - 劇場版では、主人公を務める。
ナデシコB、ナデシコC艦長。
階級は少佐。
16歳に成長している。
劇中に至るまで、ナデシコBの艦長として幾多の事件を解決し活躍していた。
世間では「史上最年少の天才美少女艦長」と呼ばれ、大人から子供までもが知っている人気ぶりである。
またアララギ艦隊には、艦長のアララギやその部下達から「宇宙の宝」「電子の妖精」と称されていた。
ただ、彼らに限らず火星の後継者の北辰やヤマサキ博士までもが、ルリを「妖精」と呼んでいたりする(電子の妖精も世間的な愛称なのか、それとも誰もがルリを見ると妖精を強くイメージするのかは不明)。
最後には何を言わず姿を消したアキトに対して、一人帰ってくる事を信じ、帰ってこなければ大切な人だから追っかけると公言する。 - この劇場版公開にあわせ、警察庁などとのタイアップでルリをキャラクターとしたシートベルト着用促進ポスターが作成されている。
- 漫画版では、火星文明(大和)のオーバーテクノロジーとオモイカネのオペレータ(正確には呪術機構「シャーマニックデバイス」を使用する為の巫女)として大和から送り込まれた。
ナデシコの姉妹艦であるカグヤには黒髪のルリがいて、彼女らはすべて大和の星野瑠璃のコピーらしい。
漫画版での口癖は「アホらし」。
大和の星野瑠璃は何らかの理由で封印されていたが、最終決戦後、逃れた大和のアキトこと、スサノオによって封印がとかれるもそこで連載が終了した為、どうなったか不明。 - ドラマCD『お洒落倶楽部』では、両親共に浮気をしてたらい回しされてアキト宅に居候する。
ドラマCD『続・お洒落倶楽部』では、ルリネビームやルリドリルなどデ・ジ・キャラットのでじこの技を使い、CDの表紙もでじこのコスプレをしている。
さらにダジャレがイズミと同じくらいのレベルということが判明(ただし、イズミ本人は負けたと言っている)。 - 蛇足だが、アニメーション制作が同じXEBECだからか、TVアニメ「えむえむっ!」第9話「MFCの華麗なる陰謀」で道明寺店長の抱き枕のキャラクターとして登場(?)している[6]。
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