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朝鮮語の音韻とは?
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| 音素 | 代表的な音声 | 例 |
|---|
| /a/ ㅏ | [a] | /ai/ 아이 [ai] (子ども) |
| /ɔ/ ㅓ | [ɔ] | /ɔdi/ 어디 [ɔdi] (どこ) |
| /o/ ㅗ | [o] | /oi/ 오이 [oi] (きゅうり) |
| /u/ ㅜ | [u] | /uri/ 우리 [uɾi] (我々) |
| /ɯ/ ㅡ | [ɯ] | /gɯ/ 그 [kɯ] (その) |
| /i/ ㅣ | [i] | /ima/ 이마 [ima] (ひたい) |
| /ɛ/ ㅐ | [ɛ] | /hɛ/ 해 [hɛ] (太陽) |
| /e/ ㅔ | [e] | /nue/ 누에 [nue] (蚕) |
| /ö/ ㅚ | [ø] | /sö/ 쇠 [sø] (鉄) |
| /ü/ ㅟ | [y] | /ü/ 위 [y] (上) |
- 【注】/ / は音素表記、[ ] は国際音声記号による音声表記を表す(以下同じ)。
なお、音素表記は本項目独自のものであるため必ずしも一般的ではない。
それぞれの音素について、より厳密には以下の通りである。
・/a/ は中舌寄りの [ɐ] であり。
・/ɔ/ はソウル方言では唇の丸めがより弱い [ɔ̜] であり、平壌方言では唇の丸めがより強い [ɔ] である。
韓国ではほぼ全域において、老年層を除き /ɛ/(広い「エ」)と /e/(狭い「エ」)の区別が失われ、ともに同一の音で発音される。
その音声は [ɛ] と [e] の中間音で、日本語の /e/ (エ)に近い(【図1】の「1」参照)。
また、ソウル方言、平壌方言ともに /ö/、/ü/ が存在しない。
これらの方言では通常、/ö/ は [we] (平壌方言では [wɛ])で現れ、/ü/ は [wi] で現れる。
従って、現代の非老年層におけるソウル方言では、単母音は最も少ない話者で7種類(/a,ɔ,o,u,ɯ,i,e/)となっている。 長母音
長母音は単語の第1音節にのみ現れる。
ソウル方言の場合、老年層は母音の長短によって単語の意味を区別しうるが、非老年層は母音の長短の区別がなく、おしなべて単母音で現れる。
・눈 /nun/ (目) ― 눈 /nuːn/ (雪)
なお、老年層におけるソウル方言の場合、/ɔ/ の長母音の音声は [əː] で現れ、短母音の場合と異なる音声で現れるのが特徴である(【図1】の「2」参照)。
・/ɔːrɯn/ 어른 [əːɾɯn] (大人) 半母音と二重母音
朝鮮語には /y/ [j] と /w/ [w] 2つの半母音がある。
研究者によっては半母音を認めず、半母音と単母音の結合を二重母音(上昇二重母音)と見なす場合もある。
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