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展開型ゲーム
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戦略 戦略
ゲーム
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例示
各局面が、枝を選択するプレイヤー(偶然も含む)の他にどのようなもので定まるかの具体例をいくつか挙げる。
チェス
や
ダイヤモンドゲーム
、
連珠
、
オセロ
などでは各局面は盤面の各位置の駒の種類(空白も含む)で完全に定まる。
将棋
ではさらに各プレイヤーの持ち駒も含めれば完全に定まる。
チェスや将棋では頂点は詰みや
ステイルメイト
の局面であり、そこでの各プレイヤーの利得は例えば勝者が+1で敗者が-1と表せる。
オセロでは頂点は盤面全てに石が置かれた局面であり、利得は盤面にある各プレイヤーの駒(石)の個数である。
碁
では利得は、いわゆる地の数である。
カードゲーム
では各プレイヤーの手札と獲得した札、および場に晒されている場札および山札で局面が定まる。
例えば
コントラクトブリッジ
や
ホイスト
では頂点は各プレイヤーの手札が無くなった局面であり、そこでの利得はそれまでに取ったトリック数である。
カードゲームの利得には他にも、各プレイヤーが獲得していた札の枚数や点数、獲得した札の組み合わせで定まる点数などルールにより多様なものがある。
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情報分割
情報分割(information partition)とは手番の集合を情報集合(information set)に分割したものである。
プレイヤー甲の情報集合とは甲の手番から成る集合であり、ひとつの情報集合の中のある手番に居るとき、甲はその情報集合の中のどの手番に居るのかを知ることができない。
例えば多くのカードゲームでは各プレイヤーは自分の手札と場札しか知ることができず、他のプレイヤーの手札と山札は知ることができない。
つまり自分がプレイしようとする時に、現在の局面はある複数の局面の中のどれかひとつであることしかわからない。
このとき、自分の手札と場札はわかるが他の札の状態はわからないので、現在の局面には知らない札の組み合わせの数だけの可能性がある。
これらの可能な局面つまり手番の全ての集合が情報集合になる。
チェスなど多くのボードゲームのように自分の手番の状態を全て知ることができるゲームは、全ての情報集合がただひとつの手番を持つゲームと定義でき、このようなゲームを
完全情報ゲーム
(Game with perfect information)
と呼ぶ。
完全情報ゲームではないゲームを
不完全情報ゲーム(Game with imperfect information)
という。
同時手番ゲーム
ジャンケン
のように各プレイヤーが同時に指すゲームを同時手番ゲームと呼ぶが、これは各プレイヤーが順番に指すが全員が指し終えるまでは他のプレイヤーの指し手が隠されている不完全情報ゲームと同値である。
先に例示した「奇数偶数ゲーム」も同時手番ゲームの例である。
完全記憶ゲーム
全プレイヤーが自分の過去の選択肢を全て記憶しているゲームを完全記憶ゲーム(Game with perfect recall)と呼ぶ。
完全情報ゲームは完全記憶ゲームである。
完全記憶であり不完全情報であるゲームの木の例を図3に示す。
また不完全記憶ゲームの木の例を図4に示す。
図4のプレイヤーAのように一手前の記憶を喪失するプレイヤーは想像しにくいが、例えばプレイヤーAを2名のチームと考え、手番と手番では別のチーム員が指しチーム員同士は情報交換ができないとすれば、現実的な一例となる。
⇒
図3.完全記憶で不完全情報なゲームの木の例。
⇒
図4.不完全記憶ゲームの木の例。
同種破線で囲まれた手番は同じ情報集合に属する。
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