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天然ウランとは?
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南アフリカ、アメリカ合衆国などである。
なお、採掘可能な埋蔵量が推定400万トンの朝鮮民主主義人民共和国(韓国統一省、日本原子力産業会議)が確認埋蔵量のナンバーワンのオーストラリアを上回る可能性がある。日本でも岡山県・鳥取県の人形峠鉱床や、岐阜県土岐市の東濃鉱床が発見されたが、資源量過少により開発されなかった。
国内の原子力発電所で用いるウランは全量が海外から輸入されている。
また日本の資本による海外のウラン鉱山開発も行われている。
その中で最も埋蔵量があるオーストラリアの試掘権がエネルギー需要の高まりで激しい争奪戦になっている。
ウラン(イエローケーキ)の価格は1980年には$32.90米ドルであったが90年には$12.55米ドル、2001年には$7.92米ドルまで下落した。
その後上昇に転じ2010年には加重平均価格は$44米ドルとなっており先物は50米ドルで取引されている[2]。
主なウラン鉱石(uranium ore)は、次の通り。- 閃ウラン鉱(⇒『uraninite』) - UO2
- ピッチブレンド(pitchblende、瀝青ウラン鉱) - 塊状の閃ウラン鉱
- コフイン石(⇒『coffinite』) - U(SiO4)1-x(OH)4x
- デービド鉱(⇒『davidite』)
- カルノー石(⇒『carnotite』) - K2(UO2)2V2O8・3H2O
- 燐灰ウラン石(⇒『autunite』) - Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O
- 人形石(ningyoite) - CaU(PO4)2・1-2H2O
- フランセビル石(francevillite)
- ツヤムン石(tyuyamunite)
- ブランネル石(brannerite) - (U,Ca,Ce)(Ti,Fe)2O6
これら採掘されたウラン鉱石は、細かく砕いた後、硫酸で溶解して六価のウランの浸出液とする(ただし、鉱石が石灰岩を多く含むなど硫酸では効率が悪い場合は、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムを用いることもある)。
また、適用は鉱山の地質構造に依存するが、ウラン鉱石が存在する地層中に上記の抽出液を直接注入してウランが溶け込んだ浸出液を汲み出す、溶媒抽出法と呼ばれる採掘方法も実用化されている。
浸出液は溶媒抽出、イオン交換、または沈殿法のような化学的手法(湿式精錬)で不純物を取り除いた(選鉱)後、ウラン含有率を60%位まで高めたウラン精鉱になる。
粗製錬工場の最終製品がこのウラン精鉱でありイエローケーキとも呼ばれるが、イエローケーキは実際には単一の物質ではなく、重ウラン酸ナトリウム、重ウラン酸アンモニウム、含水四酸化ウランなど、製錬工程の違いにより、工場によって成分が異なっている。
浸出液に苛性ソーダを加えるプロセスならば、重ウラン酸ナトリウム(Na2U2O7)が沈殿する。
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