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原子力潜水艦とは?


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原子力による主機関

加圧水型原子炉の構成概要
原子力潜水艦とは、その名の通り推進動力に原子力を使用するものであり、原子炉を熱源として高温高圧の水蒸気を発生させ、この水蒸気で蒸気タービンを駆動することによって、スクリューを回し、推進力を得ている。
冷却液の循環系は安全のために複数設けられているのが通常である。原子力空母では1つの艦に原子炉を2基以上備えているが、原子力潜水艦では1基、または多くても2基である。
現在までの原子力潜水艦はすべて加圧水型原子炉(PWR)を搭載していて、もう一方の代表的な原子炉形式である沸騰水型原子炉(BWR)が採用された事はない。
これは潜水艦が海洋状態や気象、艦の機動によって船体が揺れたり傾いたりする時に、沸騰水型では冷却水が炉心を十分に冷やせない事態が懸念されるためである。
加圧水型原子炉では蒸気発生器、加圧水を循環させる強力な循環ポンプとその高圧配管、さらに2次冷却水のためのポンプと配管が、沸騰水型原子炉よりも余計に必要とされるが、1次冷却水系統と2次冷却水系統が分離されているため2次系にある蒸気タービンや復水器といった補機類は放射線の危険から離れた位置で点検整備が可能となる。
しかし、一次冷却水が何らかの形で漏洩した場合はこの限りではなく、特に蒸気発生器は複雑で脆弱な配管構造を持つので、信頼性の低い初期の原子力潜水艦においては、しばしば致命的な放射能漏れ事故の原因となった。
加圧水型と沸騰水型のいずれであっても人体に有害な放射線を遮蔽して他の船内を安全にするため、原子炉は鉛等が組み込まれた専用の耐圧隔壁で分離された原子炉区画内に設置されている。
原子炉区画は艦の後ろ寄りに設けられていることが多く、艦の主要な部分を占める前部とタービンや操舵機などのある後部を結ぶために、鉛などで防護された狭い通路が原子炉区画の上部や側面を貫いている[1]
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