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保健婦とは?


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なお、精神保健福祉法や障害者自立支援法の施行により、精神障害者に関する業務は市町村で行われる割合が増えてきている。
このように、国や県から市町村へ業務移行がされる中、保健師に関する業務も、保健所から市町村へ移行されることが多くなった。
しかしながら、市町村保健師と保健所保健師の業務内容は明確には区別されておらず、現場が混乱する一因ともなっている。
そのため、市町村保健師と保健所保健師はスムーズに連携・協同できるよう定期的に会議などを開いていることが多い。
国保保健師は国民健康保険の保険者(市町村)に所属する保健師であり、医療費削減と医療費削減を目的とした健康増進施策などに取り組んでいたが、昭和53年に市町村の保健師に統合された。
産業保健師

産業保健師は、産業保健分野のコーディネーター的な役割を担い、産業医衛生管理者などとチームを組み、企業で働く労働者の健康管理・増進にあたっている。
高度経済成長期には労働災害、事故予防などに重点が置かれてきたが、近年は生活習慣病の予防や、不況や雇用形態の変化の影響とも言われるうつ病や自殺などメンタルヘルスへの関わりが重要となってきている。
また、近年国外での新興感染症なども相次ぎ、海外出張における感染症への対策も行っている。
学校保健師(養護教諭)

学校保健法に基づき、大学等に通う学生や勤務する教職員の健康の維持、増進にあたっている。
また、初等・中等教育にて同様の職務を行う養護教諭においては、教育学部等でも養成も行われており、必ずしも看護師免許を有しているわけではないが、保健師の活躍の場の1つであり、保健師免許を持つ養護教諭が広く求められている。
これまで保健師の資格を有している者は都道府県教育委員会に申請することで養護教諭2種の免許状を取得できるという誤解が広まっていたが、実際には文部科学省令が定める教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目の4科目8単位を取得しなければならない。
詳しくは養護教諭の項を参照のこと。

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申請により得られる資格
養護教諭2種免許

保健師国家試験に合格し、保健師の登録をした者で文部科学省令で定める4科目8単位の単位を持つ者は、都道府県教育委員会への申請により養護教諭2種免許を得ることができる。
なお、保健師の免許を受け、文部科学大臣の指定する養護教諭養成機関に半年以上在学し、所定の単位を修得した者については、養護教諭1種免許を取得できる。
第1種衛生管理者

保健師国家試験に合格した者は、都道府県労働局への申請により第1種衛生管理者の資格を得ることができる。

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最近の話題
名称変更

2001年に「保健助産看護法」が改正され、2002年3月から看護婦・看護士が看護師に、保健婦・保健士が「保健」に統一された。
基礎資格の厳格化

保助看法第19条において、保健師国家試験の受験資格として「看護師国家試験の合格者」があげられているため、保健師は基礎資格として看護師免許を所持していることが前提となっている。
ただし、大学や統合カリキュラム校においては、保健師と看護師の養成課程を並行して行っているため、卒業にともない、保健師国家試験受験資格、看護師国家試験受験資格が与えられる。
そのため、看護師免許を所有していなくとも、保健師国家試験を受験することができ、看護師の国家資格を持たずに保健師の免許のみを取得する者がいた。平成18年6月に保助看法が改正され、平成19年4月以降からは新たに保健師になるためには、保健師国家試験の合格と共に、看護師国家試験にも合格しなければならず、保健師国家試験に合格しても、看護師国家試験が不合格の場合は免許が取得できなくなった。
なお、保助看法第31条第2項は改正されていないため、保健師免許のみで看護師業務を行うことは可能である。
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