他動詞の解説頁です。 Weblio辞書辞典>辞書・百科事典>他動詞>他動詞の2ページ目

他動詞とは?


スポンサーリンク
高校英語を文法からやり直す
基本5文型と3品詞、自動詞と他動詞など高校英語の基本が学べるDVD


目次


1 意味
2 形態と統語
3 参考文献
4 関連

ウィキペディア目次へ
意味
Hopper & Thompson (1980) の他動性の10の意味特徴
高い低い
Participants(参加者)2人以上:動作主と対象1人
Kinsesis(動作様態、動き)動作非動作
Aspect(アスペクト)動作限界あり動作限界なし
Punctuality(瞬間性)瞬間非瞬間
Volitionality(意図性、意志性)意図的非意図的
Affirmation(肯定)肯定否定
Mode(現実性)現実非現実
Agency(動作能力、動作主性)高い低い
Affectedness of O(被動作性、受影性)全体的に影響部分的に影響
Individuation of O(対象の個体性)高い低い

Hopper & Thompson (1980) によれば、他動性は表で示した10の意味特徴を持ち、それぞれの特徴から他動性の高低が分かる。
他動性の高い特徴が見られる動詞ほど他動詞らしく、逆ならば自動詞に近づく。
これらの意味特徴については後に様々な検討がなされた。
例えば「被動作性」について言うと、角田/Tsunoda (1991, 1999) の考えでは、動作が対象に及ぶかどうかのみならず対象が変化するかが重要であるとされた。
a. 太郎 が 箱 壊した。
b. 太郎 が 箱 触った。
対格「を」が使われている a の文では、太郎の動作が箱に及び箱が壊れるという変化が起こった。
一方与格「に」が用いられている b では、動作は箱に及んだが箱が変化したかどうかは分からない。
このように日本語では動作が対象に及び、かつ変化する場合に対格が用いられる(すなわち、動詞は他動詞である)。
また、これらの意味特徴のうちの1つが高くても、他の意味特徴も高いとは限らない。
c. I hit him.(私は彼を殴った/彼にぶつかった)
d. I hit at him.(私は彼に殴りかかった)
c の hit は対格の代名詞を取っているので他動詞であるが、「ぶつかった」という意味の場合、意図的な行為でなくても言える文である(意図性が低くてもよい)。
d は意図的な動作であるが、彼に命中しなくても言うことができる文である(つまり、被動作性が低くてもよい)。
このように、英語では「意図性」と「被動作性」が食い違う場合、被動作性が高ければ他動詞になるが、意図性が高くても必ずしも他動詞にはならない。
これは、マラーティー語では逆になる(パルデシ 2007)。
スポンサーリンク
高校英語を文法からやり直す
基本5文型と3品詞、自動詞と他動詞など高校英語の基本が学べるDVD
楽に探せる!楽ワード

ページ(2/5)
≪前ページ | 次ページ

ページTOP▲
「他動詞」の1ページ目
Weblio辞書辞典
「他動詞」の記述に関する著作権




ランダム表示|登録辞書一覧
Weblio辞書辞典

お気に入りに登録
友達にも教える
「他動詞」の記述に関するお問合せ

Weblio辞書辞典|ヘルプ|お問合せ
©2012Weblio