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一般均衡理論とは?




一般均衡(いっぱんきんこう,: general equilibrium)とは、ミクロ経済学、特に価格理論のアプローチのひとつ。
主として1つの市場における価格と需給量の決定をあつかう「部分均衡分析」に対し、多くの財をふくむ市場全体における価格と需給量の同時決定をあつかう理論を「一般均衡分析」と呼ぶ(ただし、部分均衡は注目する財以外をまとめて一つの財として捉え、明示的ではないがその均衡を考えていることになるため、一般均衡分析でもある)。レオン・ワルラスが19世紀に創始し、1950年代にケネス・アロージェラール・ドブルー、ライオネル・マッケンジー、二階堂副包らの貢献により現在の整合的な分析手法となった。
消費者や生産者がすべての財の価格を与えられたものとして行動する完全競争市場の一般均衡モデルは、消費者や生産者の効用関数や生産関数を特定化しなくても、凸解析不動点定理などでかなりの分析が可能な数学的に優れた構造を持つ。
すべての財の市場の需給が一致する競争均衡価格の存在定理や、競争均衡における資源配分がパレート最適であることを言った「厚生経済学の第一定理」などが、一般均衡分析の重要な定理として知られている。
これらの定理は仮定から結論を導く数学的な証明を追うことで理解可能であるが、2財2消費者を図示したエッジワースボックスでも直感的な理解は可能である。
一方、非競争的な市場の分析で、同一市場内で製品差別のない寡占の分析は、一般均衡分析よりも、部分均衡分析と非協力ゲーム理論が主流になっている。
また非競争的な場合の分析で、同一市場内で製品差別のある独占的競争の分析は、ゲーム理論は用いず、消費者や生産者の効用関数や生産関数を特定化した一般均衡分析が主流である。
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