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ロス暴動とは?
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韓国人街は市警が暴動鎮圧に消極的だったと厳しく非難した。
また彼らは『無実の我々が犠牲を強いられた責任は市当局にある』と述べた。
この事件での逮捕者は約1万人にものぼり、そのうち42%が黒人、44%がヒスパニック系、そして9%の白人と2%のその他の人種が含まれていた。
これは当時のロサンゼルスの人口比率とほぼ同じで、最終的には黒人による暴動というよりは、街を挙げての略奪騒ぎになったと考えるべきだろう。
- 暴動後、ロドニー・キング殴打事件の再審理を求める世論が盛り上がり、FBIが公民権法違反で再捜査を行った。
再審理の結果、指揮を執る立場にあったクーン巡査部長と直接関与したパウエル巡査の2人が有罪評決を受けた(ブリセーノ巡査とウィンド巡査は無罪)。
ロス郡の連邦地裁陪審団は同市に対しキング氏に約382万ドル(当時レートで約3億9700万円)の賠償金を支払うよう評決を下した。
キング氏側:「警官の暴行は人種的な背景によるもので、頭部を殴打されたため脳に回復不能の障害が残り視力低下や頭痛、集中力欠如などの後遺症に苦しむ」と主張。
この評決が下される際も、暴動が再発するのではないかと緊張が走ったが、事前の警備が万端であった上にほぼ順当な判決が下されたこともあり、暴動が起きるようなことはなかった。 - 余談だがロス暴動後に同じロサンゼルスでおきたO・J・シンプソン事件をめぐる裁判では容疑者のO・J・シンプソンが黒人であったため、ロス暴動の再来を恐れた裁判所側が陪審員に黒人が多い地区からの選出を認め、検察側の人種感情を強く問題視するなど過剰とも取れる配慮をおこなった結果、裁判の過程に大きな影響を与えたという経緯がある。
- ロドニー・キング事件は報道で誇張され、「警官は悪だ」とのイメージが定着して警官に対し不信感を持たれ、全米で警官の志願者が減少し、警察署は定員充足率9割強という人材不足に頭を悩ませている[4]。
- アメリカのバンドSUBLIMEのメジャー1stアルバム「SUBLIME」の5曲目「April 29, 1992 (Miami)」
- アメリカのバンドRage Against The Machineの3rd.アルバムの名前「The Battle Of Los Angeles」
- アメリカのラッパーIce TによるヘヴィメタルバンドBody Countの楽曲「Cop Killer」。
ロス暴動当時の警察の腐敗や横暴を罵った歌詞[5]が物議を醸した。
- 『わが街』:1991年公開。
ロス暴動の遠因となった異人種間、および異なる社会階層によって分け隔てられた人々を描いている。
白人運転手が黒人の暴漢に襲われ、レッカー車に乗った黒人に助けられるというシーンがあり、奇しくもこの1年後に同じことが現実に起こった。 - 『マルコムX』:1992年公開。
冒頭でマルコムXの実際の演説と共に暴行を受けるロドニー・キングの映像が挿入されている。 - 『カッティング・エッジ』:1994年公開(日本未公開)。
暴動後のベニスビーチを描いている。 - 『ダーク・スティール』:2002年公開。
腐敗した警察をロス暴動に向けた時間軸で描いている。
また、ロドニー・キング事件と、レジナルド・デニーを殴打している実際のシーンが挿入されている。 - 『ザ・LAライオット・ショー』:2005年公開。
事件を基にしたノンフィクション。
- 『ゴルゴ13』:第101巻3話「カオスの帝国」、女性社会学者が専攻している「社会カオス理論」の実証のために暴動のきっかけとなったロドニー・キング事件を仕組み、更にその後の裁判で警察官が無実となるように操作して暴動を誘発するというストーリーとなっている。
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