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モダニズム建築とは?


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モダニズム建築(モダニズムけんちく、Modernism Architecture)は、19世紀以前の様式建築を批判し、市民革命産業革命以降の社会の現実に合った建築をつくろうとする近代建築運動により生まれた建築様式。
新しい建築を求めて各国でさまざまな試行錯誤が繰り返され、国を超えて大きな運動になっていった。
モダニズム建築(近代主義建築)は、普遍性・国際性を主張するが、いうまでもなくその表現には幅があり、「まったく同じ様式が世界中に普及した」訳ではない。
モダニズム建築は20世紀になって突然生まれたものではない。
建築を理念によって支えるという点は新古典主義建築において萌芽したものであるし、要求に則した建築を機能的に設計するというプロセスは、用途や要求などの諸要素に対応して様々な様式を採用するという19世紀の歴史主義建築の手法においてもみられる現象である。
むしろモダニズム建築は、それまでの建築思想を拡張し、再構成することによって成立したと言える。
単に装飾を省略するだけではモダニズム建築は成立しない。18世紀後期に相対化された歴史的様式の代わりに、普遍的な「空間」の概念が導入されている。

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1 成立の背景
2 新技術の導入
3 モダニズム建築
4 特徴
5 モダニズム建築の代表作品
6 ポストモダン
7 日本における展開
8 日本の代表作品
9 モダニズム建築の評価
10 関連項目

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成立の背景

近世以降のヨーロッパでは、古代ギリシア・ローマ建築に起源を持ち、ルネサンス建築で復興された建築様式が長く主流とされてきた。
建築家は過去の歴史的様式を深く理解し、芸術的な作品を造ることが求められてきた。
しかし、コンクリートといった新しい素材が使われるようになり、また社会生活も多様となって建築に対する様々な要求が起こってくると、過去の様式を桎梏として、そこから離脱しようという試みが行われるようになってきた。
建築におけるモダニズムの起源は英国のアーツ・アンド・クラフツ運動とされることが多い。
運動の中心者、ウィリアム・モリスは産業革命により大量生産の製品があふれる状況を批判し、生活と芸術の統一を主張した。
モリスの邸宅としてフィリップ・ウェッブが建てた「赤い家」(レッドハウス)は煉瓦造で中世風の外観を持つ。
一見、中世への回顧的な装いであるが、素材とデザインを統一させた中に美を表現しようとする合理的、革新的な要素を持っていた。
フランスではアール・ヌーヴォーの建築が過去の装飾を否定し、植物からモチーフを取った曲線的、自由なデザインを用いた。
ドイツのユーゲント・シュティール、オーストリアのゼツェッシオン(ウィーン分離派)なども、国や作家の個性により多様ではあるが自由な装飾を用い、同様の傾向を示している。
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