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ミクロ経済学とは?




ミクロ経済学(ミクロけいざいがく、: Microeconomics)は、マクロ経済学に並ぶ近代経済学の主要な一分野である。
経済主体の最小単位と定義する家計(消費者)、企業(生産者)、それらが経済的な取引を行う市場をその分析対象とし、世の中に存在する希少な資源の配分について研究する経済学の研究領域であり、最小単位の経済主体の行動を扱うためミクロ経済学と呼ばれる。
これとは別に個別の経済活動を集計したマクロ経済学という領域もあり、ミクロ経済学と併せて経済学の二大理論として扱われている。
ただし、現代ではマクロ経済学もミクロ経済学の応用分野の一つという面が強い。
ミクロ経済学は、その応用分野であるマクロ経済学財政学、金融論、公共経済学国際経済学産業組織論などに対して、分析の基礎理論を提供する役割をも果たしている。

目次


1 主要理論
1.1 需給理論
1.2 価格理論
1.3 市場構造
2 関連項目
2.1 消費者行動分析
2.2 企業行動分析
2.3 市場分析
3 参考文献

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主要理論
需給理論

詳細は「需要と供給」を参照
需給理論は特定の市場における需要供給の原理について説明した理論であり、需要理論と供給理論に分けて考えることができる。
需要とは支払い能力を伴う特定の(もの、およびサービス)を消費しようとする欲望であり、これはその財の価格などによって変動する。
経済学においてはあらゆる価格帯での需要を需要表としてまとめて観察し、その価格の変動に伴う需要量の変動を曲線として示したものを需要曲線と言う。
需要曲線は一般的に価格が高ければ需要量は減少し、低価格なら需要量は増大する相関関係があり、これを需要の法則と言う。
(ものが安いほどよく売れる)つまり、一般に需要曲線は右下がりとなる。
一方で供給とは物財・サービスを市場に提供する活動であり、これもまた価格などによって変動する。
あらゆる価格帯における供給量の変動を曲線として示すと同じように供給曲線が見られる。
一部の例外を除いて、供給曲線は価格が低ければ供給量は減少し、価格が高くなれば増大するという需要曲線とは正反対の関係があり、これを供給の法則と呼ぶ。
つまり、一般に供給曲線は右上がりとなる。
価格理論

詳細は「価格」を参照
価格とは財に対して貨幣により示される相対的な価値であり、これは需要と供給の均衡によって左右される。
価格は中立的である上に柔軟に市場で管理されているため、優れた資源の配分に貢献している。
価格調整の過程においては需要と供給の法則が大きく影響を与える。
市場においては購買は低価格を望み、販売は高価格を望むという正反対の行動の原理が一般的に作用するため、両者の考えが一致する価格が調整されていく。
その過程においては余剰と不足という二つの不均衡が想定することが可能であり、余剰とは所与の価格では供給量が需要量を超えている状態を指し、価格の下落を招く。
不足は所与の価格では需要量が供給量を超えいている状態を指し、価格の高騰を招く。
こうして均衡された価格が市場の中で規定され、生産物の供給量と需要量が等しい状態に向かう。
つまり、一般に財の価格と数量は需要曲線と供給曲線の交点で均衡する。
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