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ホンダ・パシフィックコーストとは?
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ウィキペディア目次へパシフィックコーストとは、1990年に本田技研工業が発売を開始したオートバイである。PC800として流通している個体も存在する。目次
1 背景
2 概要
3 性能諸元
4 発売後
5 外部リンク
日本ではレーサーレプリカの全盛期を迎えた1980年代後半、オートバイ販売のテコ入れのためにアメリカのバイヤーの元を訪問していた担当者は、バイヤー自体がオートバイを所有していないばかりか、オートバイは「一部の特殊な人々の乗り物」というイメージが浸透していることに驚いたという。
かつてオートバイに親しんだ普通の人々に、再びオートバイを操る楽しみを思い出してもらうというコンセプトの元、企画されたのがパシフィックコーストである。
1990年に製造開始。
主に対米輸出モデルであったが、国内向けに300台の限定販売もされた。
エンジンは静粛性やメンテナンスフリーで実績があったNVシリーズから発展させたものを搭載している。
ボディは大型のカウルから流れるような曲線的デザインを採用。
荷物の収納スペースとして、2000年代に流行するビッグスクーターに通じる大型シートの後部には、2人分のヘルメットが収まるトランクをパニアケースに見立てて設けるなど、大人の長距離ツーリングを意識した造りとなっている。
カラーは、グレイ・メタリック一色のみ。
- 排気量800cc 56馬力
- 水冷4サイクルSOHC3バルブV型2気筒エンジン
主にアメリカ向けに製造されたが、国内向けにも販売されたがレーサーレプリカの全盛期の日本では、オートバイは若者の乗り物であり、大人2人がゆったりとツーリングを楽しむといったバイクは理解されなかった。
このため製造が中止された1990年代後半以降も一部量販店では在庫として抱え込まれていた。
不人気車ではあったものの2000年代に入り、オートバイの指向が馬力中心から大型スクーターに代表される乗りやすさに中心移行したこと、高速道路での2人乗りが解禁になったことなど、かつてのパシフィックコーストのコンセプトが受け入れられる余地が拡大しつつあることは注目すべき点である。
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