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ハイカムとは?


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ハイカムは、カムのうち、通常のカムプロフィールよりもバルブリフト、オーバーラップを大きくしたもののことである。
レース用に用いられる他、市販車においても可変バルブ機構によって通常カム、ハイカムを切り替えられるものもある。
ハイカムは正式にはハイリフトカムシャフトと呼ばれる。
欧米圏ではただハイカムと呼んだ場合、OHVにおいてカムシャフトの位置をシリンダーブロックの上方に置くことでプッシュロッドの短縮化を図ったハイマウントカムシャフトと混同されてしまうため注意が必要である。

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1 概要
1.1 形状の違い
1.2 効果
1.3 販売形態
2 チューニングの点からのハイカム
3 純正カム流用によるハイリフト化
4 ロッカーアーム式ヘッドでのハイカム
5 OHVにおけるハイマウントカムシャフト
6 外部リンク
7 脚注

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概要

4ストローク機関における、エンジンの高出力化を目的とした部品。
レースにおいてハイカムの装着はエンジンチューニングでは定番とも言える。
通常の公道仕様車のカムプロフィールに比べ、エンジン特性を高回転寄り(ピーキー)な物にする。
ハイカムの製造工程には大きく分けて二つあり、一つは無垢の鋼材(ビレット)から全く新規にカムシャフトを削り出す方法と、純正のカムシャフトを加工してハイリフト状態を生み出す方法があり、それぞれ形状の特徴が異なってくる。
形状の違い

カムシャフトの構成要素としてカム山の頂点の高さ、カム山の幅の広さ、カムシャフト側の円周の直径(ベース円)とカム山高さとの比率などが挙げられる。
最初からハイカムとして製造されたカムシャフトは、カムシャフト側の円周の直径(ベース円)は変化させず、カム山の頂点をノーマルよりも高くする事でバルブリフトを高くし、カム山の幅を広くする事で作用角を増大させている。
カム山の幅は回転方向に対して前面側を広げる事でバルブの開くタイミングを早め、回転方向に対して後方側を広げる事でバルブの閉じるタイミングを遅くする事が出来る。
IN、EX側双方のバルブタイミングを変化させる事でバルブオーバーラップも変化させられるようになり、場合によってはカム山の頂点の位相自体をノーマルよりも大きくずらして更なるプロフィールの変化を狙う場合もある。
ビレットから削り出す場合、これらの組み合わせの選択により、原則としてはバルブの開いている時間を長くして、より多くの混合気や排気ガスを吸排気出来るようにする事を目的に新造される。
逆に、純正のカムシャフトを加工する場合には、カム山ではなくカムシャフト側の円周の直径(ベース円)を小さく再加工する事で、実質的なバルブリフト量を増大させる事が出来る。
例えばロッカーアームを用いない(=ロッカー比1:1の)直打式DOHCのカムシャフトにおいて、ベース円を1mm切削すると、加工前と同じカム山の高さでも1mmバルブリフト量が増大し、作用角も切削量に比例してより増大する方向に変化する。
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