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ダウンサイジングコンセプトとは?
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ダウンサイジングコンセプト[1](downsizing concept)とは、自動車においてエンジン(主に直噴エンジン)を過給することによって、より小さい排気量・より少ない気筒数のエンジンで、一回り大きな自然吸気エンジンと同等の出力・トルクをもったエンジンを実現し、これに置き換える、という概念である。
このコンセプトによってこれまで以上に低コストで低燃費、さらに環境対策(排気ガス低減)といった事象に対応することが可能となった。
ダウンサイジングコンセプトはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの両方に適用される。
ガソリンエンジンでは、フォルクスワーゲングループ、メルセデス・ベンツ、BMW、ルノー、PSAグループ、フィアット等、欧州の自動車メーカーが中心となって推進している。
代表的なものとしてフォルクスワーゲングループのTSIエンジンがある。
従来の過給機付きガソリンエンジン(ターボエンジン等)は速度や最高出力を追求する目的で設計されており、低圧縮比のエンジンに大型の過給機を組み込むため、性能は高くても燃費やトルク(低回転域)の面で優れているとは言えなかった。
ダウンサイジングコンセプトではこれまでの最高性能重視の発想を転換させ、エンジンを一回り小型化し、コンパクトなターボチャージャーを採用したりターボチャージャーとスーパーチャージャーを組み合わせることで、最高出力よりも実用トルク(低回転域)の向上を目指し、なおかつ低燃費化も実現させるといった実用性重視の発想で設計されている。
熱効率に直結するエンジンの圧縮比は、燃料噴射装置を直噴化することにより、自然吸気エンジンに近い高圧縮比が実現でき、過給機を搭載することによる効率低下を最小限に抑えている。
ディーゼルエンジンでは、商用車(トラック)を中心にかつてはV型12気筒エンジン、V型8気筒エンジンであったものが、ダウンサイジングコンセプトにより直列6気筒エンジン、直列4気筒エンジンを過給したものに置き換えられつつある。バスにおいても同様の現象は進んでおり、自然吸気の大型エンジンから過給機付きの中型エンジンにシフトする、あるいは大型エンジンの中でも比較的小型のエンジンを採用したり大きめのエンジンをデチューンしたりしてこれに過吸機を用いるといった方向に向かいつつある。
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