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スコラ学とは?
ウィキペディア目次へスコラ学はラテン語「Scolaticus」(学校に属するもの)に由来する言葉で、11世紀以降に主として西方教会のキリスト教神学者・哲学者などの学者たちによって確立された学問のスタイルのこと。
このスコラ学の方法論にのっとった学問、例えば哲学・神学を特にスコラ哲学・スコラ神学などのようにいう。目次
1 概要
2 スコラ学的方法
3 スコラ学的分野
4 スコラ学学校
5 歴史
6 著名なスコラ学者
7 著名な反スコラ学的学者
8 脚注
9 関連項目
スコラ学は決して特定の哲学や思想をさすものでなく、学問の技法や思考の過程をさすものである。
スコラ学の「スコラ」とは英語の「School(学校)」と同源語であり、この言葉が入っていることからわかるように、当時の「修道院」において用いられた学問の技法と対照的なものであった。
すなわちスコラ学の特徴は問題から理性的に、理づめの答えが導き出されることにあった。
これに対して修道院で伝統的にとられていた学問のスタイルは古典の権威をとおして学ぶだけであり、研究者の理論的思考というものは必要とされていなかった点に違いがある。
スコラ学の究極の目的は問題に対する解答を導き出し、矛盾を解決することにある。
スコラ学の最大のテーマは信仰と理性である[1]などと言われ、神学の研究のみが知られているきらいがあるが、真の意味でのスコラ学は神学にとどまらず哲学から諸学問におよぶ広いものであった。
「真の宗教とは真の哲学であり、その逆もまた真である[2]」ということがスコラ学の基本的命題だと言われることもある。
スコラ学は西方教会のキリスト教においては大きな位置を占めたが、他方正教会では17世紀頃に西方教会からスコラ学を含め影響を蒙ったものの[3]、19世紀以降の正教会では東方の伝統に則った見地から批判的に捉えられており[4]、20世紀以降21世紀に入った現在においても、論理と理性に基盤を置く西方の神学は、静寂に基盤を置く東方の神学とは方法が異なると捉えられている[5]。
スコラ学の方法においては、まず聖書などの、著名な学者の記したテキストが題材として選ばれる。
テキストを丹念に、かつ批判的に読むことによって学習者はまず著者の理論を修得する。
次にテキストと関連のある文献を参照する(たとえば聖書についていえば古代から同時代にかけての公会議文書集、教皇書簡など)。
一連の作業によって、それらのテキストのあいだにある不調和点や論議の点が抜き出される。
注目の情報
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