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めまい_(1958年の映画)とは?
ウィキペディア目次へ『めまい』(Vertigo)は、1958年に公開されたアルフレッド・ヒッチコック監督によるアメリカ映画。パラマウント映画製作。テクニカラー、ビスタビジョン作品。
後に、他の多数のヒッチコック作品と共にユニヴァーサルに売却された。
日本公開は同年。
原作はピエール・ボワロー、トマ・ナルスジャックの『死者の中から』。
タイトルデザインはソウル・バスによる。目次
1 あらすじ
2 キャスト
3 主な受賞歴
└3.1 アカデミー賞
4 製作について
5 ヒッチコックの登場シーン
6 ギャラリー
7 外部リンク
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
免責事項もお読みください。
「スコティ」ことジョン・ファーガソン刑事は、犯人を追う途中に同僚を死なせてしまったショックで、高所恐怖症によるめまいに襲われるようになり、警察を辞めてしまう。
そこへ学生時代の友人エルスターが現れて、何かに憑かれたかのように不審な行動する妻マデリンを調査してほしいという。
スコティはマデリンを尾行するうちに、彼女の先祖であり過去に不遇の死を遂げた人物、カルロッタの存在を知る。
カルロッタは髪型から首飾りまでマデリンそっくりであり、後にスコティはエルスターに、マデリンはカルロッタの亡霊に取り憑かれていると聞かされる。
尾行を続けていると彼女は突然海に飛び込み投身自殺を図る。
そこを救い出したスコティは初めて彼女と知り合うことになり、やがて二人は恋へと落ちていく。
スコティは彼女を救おうと思い、マデリンが夢で見たスペイン風の村へ向かうが、マデリンはカルロッタの自殺した教会へと走っていく。
スコティは追いかけるが、高所恐怖症によるめまいのために追いつくことが出来ず、マデリンは鐘楼の頂上から飛び降りてしまう。
マデリンの転落は事故と処理され、エルスターは彼を慰めながら、自分はヨーロッパへ行くと告げる。
自責の念から精神衰弱へと陥り、マデリンの影を追いかけ続けるスコティはある日、街角でマデリンに瓜二つの女性を発見する。
追いかけると、彼女はかつてマデリンの通っていたカルロッタの旧居のアパートに住む、ジュディという女だという。
スコットはジュディとデートの約束を取り付けるが、ジュディは自責の念に駆られる。
知らないふりをしてはいるが、スコティに「マデリン」として会っていたのは、誰でもない彼女自身だったからだ。
高所恐怖症のスコティを利用して、エルスターの妻殺しという完全犯罪に加担していたのである。
スコティは、せっかく出会えたジュディをも失う第二のトラウマを抱えて、精神衰弱から次第に正気を失っていく。
一方ジュデイは、スコティをだます過程で次第に彼を愛してしまっていた。
ジュディはスコティの狂気じみた要望に素直に応え、洋服、髪型、なにもかもをマデリンと同じにし、死んだはずの「マデリン」へと次第に変貌していく(ヒッチコックはこれを「屍姦」と称している)。
ジュディとスコティはいびつな愛を育もうとするが、ある時二人でデートに行く際、その愛は破綻を迎える。
ジュディの頼みでスコティが首にかけようとしたネックレスは、マデリンがカルロッタのものとして身に着けていたネックレスそのものだった。
真相がはっきりと見えてしまったスコティはジュディを、マデリンが転落した教会へと連れて行き、彼女を問い詰める。
高所恐怖症も忘れ、鐘楼の頂上でジュディに迫るスコティ。
しかし、そのとき暗がりから突然現れた影におびえたジュディは、バランスを崩してマデリンと同じように転落する。
絹を裂くような悲鳴。
突然現れた影は、実はものものしい雰囲気を不審に感じて鐘楼に上がってきた修道女だった。
十字を切り、転落した女の冥福を祈って鐘を鳴らす修道女。
スコティは、呆然としてその鐘の音を聞いているばかりだった。
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