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なかきよの_とおのねふりの_みなめさめ_なみのりふねの_おとのよきかなとは?
『なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな』とは、和歌の一首。
この歌は最初から読んでも逆から読んでも同じ音になる「回文歌」である。室町時代の頃から、「初夢」文化のひとつとして日本で行われた風習に用いられた。
現代ではマイナーな風習と化しているが、「初夢」に「宝船」はこの歌が簡略化された名残りでもある。
大抵は冒頭部の「長き夜の」(「長き夜の…」)、あるいは「なかきよの」「なかきよ」と略される。
『村草に くさの名はもし 具はらは なそしも花の 咲くに咲くらむ』や『惜しめとも ついにいつもと 行春は 悔ゆともついに いつもとめしを』などとともに有名な回文和歌のひとつ。
歌の出展元や意味・解釈についてはいくつか説がある。
出展として有力な文献に、室町時代の通俗辞書『運歩色葉集』(著者未詳。1548年に成立)、中国(当時:明)の『日本風土記』(1592年)がある。
このことから風習そのものは、16世紀後半に広まり行われたものであったとされる。- 歌: なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
- (長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな)
- (現代読み:ながきよの とおのねむりの みなめざめ なみのりふねの おとのよきかな)
- 進みゆく船は心地良く波音を立てるので、過ぎ去る刻の数えを忘れてしまい、ふっと「朝はいつ訪れるのだろう」と想うほど夜の長さを感じた。
- 調子良く進む船が海を蹴立てゆく波の音は、夜が永遠に続いてしまうのではと思うほど心地よいので、思わず眠りも覚めてしまう。
- 長い世の中の遠い戦いの記憶から皆よ目を覚ましなさい。
波に乗っている船にぶつかる音の状況はよいのだろうか。
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