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その男、凶暴につきとは?


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その男、凶暴につき』(そのおとこ、きょうぼうにつき)は、1989年8月12日公開の日本映画北野武の映画初監督作。松竹富士配給。

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1 概要
2 あらすじ
3 キャスト
4 スタッフ
5 受賞歴
6 野沢尚の反応
7 その他
8 パロディ
9 出典
10 外部リンク

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概要

奥山和由による映画の企画段階では、監督:深作欣二・主演:ビートたけしの予定だった。
脚本家に野沢尚が起用され、「『第三の男』のハードボイルド版」をコンセプトに第1稿が完成する。
この時のタイトルは『灼熱』だった。
しかし深作によると、奥山が意向として出したアクション映画という部分にひっかかりがあり、時間を取っているうちにタイミングを逸してスケジュール調整が出来なかったため、彼は監督を降りる[1]
結局、奥山がビートたけしのスケジュールに沿って好きに撮っていいということで、ビートたけしに監督を依頼[2]
ビートたけしは脚本の書き直しを唯一の条件にこれを引き受け[3]、北野武名義で監督を務める事となった。
お笑い芸人・ビートたけしとは別の映画監督・北野武が誕生した記念すべき作品となった。
なお、興行上の理由で、宣伝ポスターでは主演・監督ビートたけしとされ、フィルムのクレジットでは監督北野武、主演ビートたけしとなっている[4]
たけしの処女監督作品は、『キネマ旬報』ではほぼ賛辞一色であったという[5]
山根貞男は、当時数多く登場していた有名人の新人監督の一人と見くびっていたが、徹底してハードな暴力描写に度肝を抜かれたとし、突出した新人監督だと才能を評価した[6]
監督予定だった深作欣二も「面白かった」と感想を述べ[7]松本人志は北野武作品で一番好きな作品としている[8]
奥山和由は「子どもに見せるな」というキャッチコピーで、危ない作品というイメージで作品を売り出した。
興行成績は、配給収入が5億円で、大高宏雄は「まずまずの成績」と評している[9]
ソナチネ』や『HANA-BI』が国際的に高く評価されて以降は、「(特にバイオレンスにおける)北野映画の原点」として重要視されている。
たけしは「この映画で監督をやってなかったら今日まで映画監督をやってなかった」と語っている。

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あらすじ

首都圏にある某都市に住む男、我妻諒介は犯罪者を追い詰めるためには暴力の行使も辞さない凶暴な刑事
その行き過ぎた捜査と粗暴な性格から、勤務する署内でも危険人物として敬遠されていた。
警察という組織にあって浮いた存在の我妻だったが、自身を理解してくれる数少ない同僚と他愛もない冗談を言い、ある時は酒を酌み交わし、完全な孤立は辛うじて免れていた。
そんなある日、港で麻薬売人の惨殺死体が発見される。
我妻は新人の菊池を引き連れ事件の捜査を開始し、容疑者への殴る蹴るの暴行すら厭わない強硬な手段で次々と犯行グループの全貌を暴いていく。
そして、覚醒剤を密売する組織の首謀者として暗躍する実業家の仁藤、その手下で殺し屋の清弘の存在をつきとめた。
だがその中で我妻は、あってはならない驚愕の事実にも辿り着いてしまうのだった。
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