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あん摩とは?
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GHQは「按摩・鍼灸は非科学的であり、不潔だ」として按摩・鍼灸を禁止しようとした。
これに対し、業界や視覚障害者などは約60日に渡る猛抗議を行った。
その和解案としてあん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律が作られた。
現代の各種法令では、流派を名乗る事は許されていないので、コマーシャル的に意味が無い状態である。
中国大陸明代以後、医療行為としての按摩は推拿(すいな)と呼称されるようになった。
これは日本では中国整体と呼称されるものであり、現在の中国政府も公式な中医学の医療用語として「推拿」を採用している。
現在、日本国内の按摩と中国大陸の推拿は、技法は近似でも用法が全く違うので要注意である。
日本において中国整体という民間療法が行う技法の多くは、推拿の一部の専門手法を用いた推拿式整体療法といえる。
しばしば中国整体を日本でいう按摩と誤解される場合があるが、それは按摩が推拿の技法に一番近いことも関連する。
現在では、数は少ないが推拿専門の教育機関も存在している。
「推」には手を一方向へ押し進めるという意味があり、「拿」にはその押し進めた手で掴みあげるという意味がある。
中医学では、その理論に基づいて経絡や筋肉・関節などに様々な手技(後述の按摩の基本手技と同一のものも多い)を用いて疾病の予防・治療を行っており、鍼灸と並んで「推拿科」として治療をしている病院も多い。
また、中国には法的にも推拿師・保健推拿師・推拿医師という資格がある。
按摩の基本手技は以下の7つに分類される。
また、以下に基本手技の代表的手技を記載する。
術手を患部に密着させ、同一圧で同一速度で同一方向に遠心性で「なで」「さする」手技。
作用としては弱い軽擦法は知覚神経の刺激による反射作用を起こし、爽快な感覚を起こさせる。
強い軽擦法の場合は循環系の流通を良くし新陳代謝を盛んにし、また鎮静効果を期待する。
軽擦という用語は新しく、明治初期の文献ではまだ確定されておらず、按撫、摩擦などという用語が使われている。
元々はマッサージ手技のひとつである強擦に対比するマッサージ用語で、按摩のことばではない。
従って、強擦という手技を持たない按摩で使うべきかどうかは疑問だ。- 手掌軽擦法
- 手掌全体で軽擦する手技で、大部分はこの軽擦法を使用する。
術手を患部へ密着させ、垂直に圧をかけ、その圧を抜かずに筋組織を動かす手技。
作用としては主として筋肉に作用を及ぼし、組織の新陳代謝を盛んにする。
また腹部におこなう時は、胃腸の蠕動機能を高め、便通をよくする。- 把握揉捏法
- 四指と母指により筋肉を強く握って筋肉の走行に従って絞り揉む手技。
- 母指揉捏法
- 按摩の代表とされる手技で、施術部に母指腹を以って加圧し、その加圧した状態で筋線維に対して垂直方向に揉捏する方法。
このとき、母指のみに力を加え、四指には力を入れてはならない。
その他、輪状に行う方法もある。 - 手根揉捏法
- 手根部または母指球をあてて輪状に揉む手技。
肩甲骨棘下部など硬い部位に用いる。 - 櫓漕(ろとう)揉捏
- 両手掌を重ねて、あたかも「舟の櫓」を漕ぐような動きで、主に腹部に施術する。
身体の表面を術者の手指ですばやく打ち、叩く方法である。
力が深部に達するような叩き方は避け、関節を滑らかに動かして弾力をつけて左右の手で交互に叩くことが重要である。
作用としては断続刺激がリズミカルに作用するので筋、神経の興奮性を高め、血行をよくし、機能を亢進させる。- 手拳打法
- 軽く握った拳で叩く手技。
- 切打法
- 開いた手の小指側の縁で叩く手技。
多くの場合、両手を交互に動かしてほぼ同一の部位に行う。 - 指頭叩打法
- 四指の指頭で叩く手技。
頭部などに用いる。 - 合掌打法
- 両手掌を合わせ、その小指側の縁で叩く手技。
肩上部などで用いる。 - 含気打法
- 左右の手掌を交差してあわせ、中に空気を蓄えるようにして一方の手背で叩く手技。
古名は袋手の術。
肩上部などで用いる。
圧がある頂点に達したらそれを減圧する方法である。
圧を漸増、漸減に施す。
漸増、漸減であるから急激に力を加えてはならない。
作用としては機能の抑制である。
神経痛などの痛みを鎮め、痙攣を押さえるなどの効果がある。- 母指圧迫法
- 母指揉捏法と共に按摩の代表手技。
母指にて徐々に圧を加え抜く手技。
あらゆるところで使用する。
施術部へ術手を密着させ術手を固定し、肘関節を少し屈曲し、前腕伸筋屈筋、上腕伸筋屈筋を同時に収縮させアイソメトリックを起こし振動させ、その振動を患部へ伝える。
作用としては細かい断続的刺激により神経、筋の興奮性を高め、また快い感覚を覚えさせる。
本来は按摩の手技ではなく、マッサージの手技と思われる。- 牽引振せん法
- 患者の上肢や下肢を引っ張りながら振るわせる手技。
患者の関節を十分弛緩させて術者がこれを動かす方法である。
各関節の運動方向及び生理的可動域に注意する。
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